冬に食べたい温かいスープ-2-日本の汁文化を堪能する品川「おだし東京」

冬に食べたい温かいスープ-2-日本の汁文化を堪能する
品川「おだし東京」

12月12日、品川駅構内の商業施設「エキュート品川 サウス」にオープンした「おだし東京」。日本の汁文化をベースに西洋や中華のエッセンスを取り入れたメニューを提供する新業態店舗だ。

東京の玄関口として1日約100万人の人が行き交う品川駅。現在、JR東海の東海道新幹線、在来線をはじめ複数の路線が乗り入れており、2027年にはJR東海リニア中央新幹線も加わる日本有数のターミナル駅だ。この駅構内に設けられているのが商業施設「品川エキュート サウス」。中央改札内、約1800平米の敷地内に飲食店やお土産店、アパレルショップ、雑貨店などバリエーション豊かな39店舗が集結している。ここに新しく仲間入りしたのが「おだし東京」だ。食べるスープをコンセプトにした「スープストックトーキョー」が、和の汁物文化に焦点をあてた新業態店で、数種類の汁椀を提供する。

店内は従来店舗と趣を変え、寿司屋のような木のカウンターに、格子の木枠や六角形の石床などで構成された和の設え。特注で作った汁椀は、手で抱えずともそのまま食べられるよう高台を高くした漆椀だ。このように随所に日本の伝統や感性が散りばめられており、駅構内とは思えない落ち着いた空間で、滋味深い汁椀を存分に楽しむことができる。


JR東日本・品川駅構内に位置。

JR東日本・品川駅構内に位置。

杉の木で作られた端正な椅子がずらりと並ぶ店内。

杉の木で作られた端正な椅子がずらりと並ぶ店内。

カウンターの目の前に整然と並んだ漆椀が清々しい。

カウンターの目の前に整然と並んだ漆椀が清々しい。

日本の縁起物、まねき猫が鎮座し、客を迎える。

日本の縁起物、まねき猫が鎮座し、客を迎える。


「スープストック」とは「だし」という意味。それをそのまま日本語に訳して名付けた「おだし東京」は、「和のスープストックトーキョー」をテーマに、日本の汁文化をベースに独創的なアプローチで新しいメニューを開発した。和の素材や昆布やかつお節など日本食の基本だしだけで作るのではなく、「コンソメ」や「フォンドボー」、あさりと昆布のブイヨン「フュメドコキーユ」など西洋のだしを重ね、私たちが慣れ親しんだ汁椀に新しい風味が加えられている。もちろん、従来の「スープストックトーキョー」が大事にしてきた、素材選びのこだわりや手間ひまをかけて調理する姿勢は変えず、その時期に一番おいしい味わいを提供する。


店内はカウンター、テーブル席合わせて全24席。朱色の柱がアクセント。

店内はカウンター、テーブル席合わせて全24席。朱色の柱がアクセント。

カウンターでスタッフが一杯ずつ丁寧に仕上げて提供する。

カウンターでスタッフが一杯ずつ丁寧に仕上げて提供する。


メニューは6種類の「お椀のお膳」に加えて、「お粥のお膳」、「お鍋のお膳」をラインナップしている。「お椀のお膳」には俵型のおむすびと季節の野菜で作られた小皿がつく。お椀は出汁の旨味はもちろん、食べ応えのある大きめの具材も特徴だ。長時間煮込むことで、箸で切れるほど柔らかく、頬張るごとに濃厚な出汁の味わいが口いっぱいに広がる。「お粥のお膳」は、はかた一番どりで作った自家製鶏団子がたっぷり入った鶏出汁のお粥で、6種類の付け合わせがついている。この時期特に嬉しい「お鍋のお膳」は、卵にレモンを効かせたオリジナルのすき焼き。濃厚な割り下との爽やかな酸味がクセになりそうな味わいだ。

また、朝7時から10時までは味噌汁、朝粥のいずれかが選べる「朝のお膳」が用意されており、早起きをして食べる楽しみもある。風味豊かな汁椀が改札を出ずとも味わえる利便性の高さも嬉しい。
「スープストックトーキョー」同様、季節に応じて一部のメニューが変わる予定なので、品川へ立ち寄る機会が自然と増えそうだ。


8種のおだしと真鯛のお椀 1,180円

8種のおだしと真鯛のお椀 1,180円

二重牛だしのみぞれ椀 1,180円

二重牛だしのみぞれ椀 1,180円

はかた一番どりのお粥 980円

はかた一番どりのお粥 980円

檸檬すき焼き 1,480円

檸檬すき焼き 1,480円


おだし東京 エキュート品川 サウス店
東京都港区高輪3-26-27 JR東日本品川駅構内 エキュート品川 サウス
03-6450-4456
月〜土 7:00〜23:00
日・祝 8:00〜22:00
無休