T shirts-2ジェームス・ボンドも愛用英国の老舗「SUNSPEL」

T shirts-2ジェームス・ボンドも愛用
英国の老舗「SUNSPEL」

英国最古のアンダーウェアブランド「SUNSPEL」が、日本初の路面店を表参道にオープン。良質の素材、洗練されたシルエットなど、さまざまなこだわりが詰まった究極のスタンダードアイテムを展開するブランドの魅力を紹介する。

1860年、イギリス人のトーマス・ヒルによって創立されたSUNSPELは、繊細なコットンを使った高級下着開発のパイオニアとして広く親しまれている。現在はイギリス国内に4店舗、オーストラリアやドイツなどにも展開している。今年3月にアジア初出店の銀座店が登場し、6月4日には日本で初の路面店となる表参道店がオープンした。ここではブランドを代表するアンダーウェアやTシャツ、コラボレーションアイテムなどをフルラインナップで展開し、クラシックでモダンなサンスペルの世界観を堪能できる。


モルタルの天井にヘリンボーンの床、木枠の什器が並ぶ店内はシンプルですっきりとした印象だ。

モルタルの天井にヘリンボーンの床、木枠の什器が並ぶ店内はシンプルですっきりとした印象だ。

初期の頃から生産された製品のなかにはチュニックやアンダーシャツがあり、それらは世界で初めてのTシャツと言われている。

初期の頃から生産された製品のなかにはチュニックやアンダーシャツがあり、それらは世界で初めてのTシャツと言われている。

メンズアイテムが並ぶコーナー。カットソー、シャツ、トラウザー、アンダーウェア、ラウンジウェアなど幅広く展開する。

メンズアイテムが並ぶコーナー。カットソー、シャツ、トラウザー、アンダーウェア、ラウンジウェアなど幅広く展開する。

リーチ・ポタリーとのコラボレーションアイテムも必見。ボウル、カップ、ジャグ、ミルクピッチャーなどを展開している。美しいコバルトの釉薬による縁の仕上げが印象的。

リーチ・ポタリーとのコラボレーションアイテムも必見。ボウル、カップ、ジャグ、ミルクピッチャーなどを展開している。美しいコバルトの釉薬による縁の仕上げが印象的。

明治神宮駅から徒歩5分程度。サンスペルブランドカラーのグレイの外観が目印だ。

明治神宮駅から徒歩5分程度。サンスペルブランドカラーのグレイの外観が目印だ。


素材のこだわり

SUNSPELを語る上で素材の話は欠かせない。「シンプルな日常着を美しい素材で作る」というトーマス・ヒルのフィロソフィーは、自社で新素材の開発に挑戦するという姿勢によって受け継がれているという。世界中から最高級の原材料を求め、ピケ、ループバック、セルロックといった上質な素材を数多く生み出してきた。素材はそれぞれ「Quality」の頭文字「Q」と番号によって分類されている。たとえば、Q82は良質のコットンジャージーで、世界初のTシャツに使われたライル・コットンを継承する素材だ。SUNSPELのアイコニックアイテムでもあるTシャツは、ほんの少しのマイナーチェンジをのぞけば、ほぼ1950年代のオリジナルデザインのままだという。これだけ長く愛される理由には、丈夫でありながら快適な着心地、洗練されたシルエットにある。デニムと合わせてもスーツと合わせてもすんなりとなじみ、クラシカルでモダンなスタイルに仕上げてくれる心強いアイテムだ。


左のラックに並ぶのはSUNSPELの中でも最高級素材のシーアイランドコットンを使用したアンダーウェアライン。カリブ海の島で栽培し、手積みされる貴重なコットンで、きめが細かくシルクのような光沢、ソフトな風合いが特徴だ。

左のラックに並ぶのはSUNSPELの中でも最高級素材のシーアイランドコットンを使用したアンダーウェアライン。カリブ海の島で栽培し、手積みされる貴重なコットンで、きめが細かくシルクのような光沢、ソフトな風合いが特徴だ。

ウィメンズのアンダーウェアコレクションはホワイト、ネイビー、ブラックの3色展開。程よいフィット感のストレッチコットンのブラレットはソフトで軽い着心地。

ウィメンズのアンダーウェアコレクションはホワイト、ネイビー、ブラックの3色展開。程よいフィット感のストレッチコットンのブラレットはソフトで軽い着心地。

アーカイブのロゴをプリントしたTシャツは表参道店限定のカラーを用意。手前はオールシーズン展開しているエジプト綿で作られたソックス。

アーカイブのロゴをプリントしたTシャツは表参道店限定のカラーを用意。手前はオールシーズン展開しているエジプト綿で作られたソックス。


ジェームス・ボンドに愛される理由

控えめでありながら、さりげなくフォーマルな装いを求めるならポロシャツがおすすめだ。こちらも1950年代から作り続けられているサンスペルのアイコンアイテムの一つであり、当時から洗練されたシルエットと着心地にこだわって作り続けられてきた。現在も数多くのファンがいるが、その中にはあのジェームス・ボンドも名を連ねている。映画『007 カジノ・ロワイヤル』の衣装デザインを担当したリンディ・ヘミングは、ダニエル・クレイグがジェームス・ボンドを演ずる記念すべきこの1本目に、Tシャツ、アンダーウェアのすべてをサンスペルで作ることを提案したという。その理由について彼女は「クラシックで流行にとらわれず、仕立てが美しいから。クオリティーはさることながら、『英国らしさ』に関しても完璧なコラボレーションができる」とコメントしている。特に印象的なのはビーチでリヴィエラ・ポロシャツを着るダニエル・クレイグだ。彼のために仕立てられたというポロシャツは短い袖と絞ったシルエットが特徴的。チノパンやジーンズと合わせれば、気取らないクラシックなスタイルを楽しむことができる。


メンズのマネキンが着用しているのがリヴィエラ・ポロシャツ。灼熱の太陽の下でも快適に着ることができるメッシュ素材Q75の生地で仕立てている。

メンズのマネキンが着用しているのがリヴィエラ・ポロシャツ。灼熱の太陽の下でも快適に着ることができるメッシュ素材Q75の生地で仕立てている。

1965年『007 サンダーボール作戦』でショーン・コネリーが着用していたペールブルーのスイムパンツを復刻したことをきっかけに、SUNSPELのスイムウェアライアンがスタートした。速乾機能素材を使用し、快適な着心地。

1965年『007 サンダーボール作戦』でショーン・コネリーが着用していたペールブルーのスイムパンツを復刻したことをきっかけに、SUNSPELのスイムウェアライアンがスタートした。速乾機能素材を使用し、快適な着心地。

16AWは落ち着いたトーンのカラーがお目見え。新色のTシャツでいち早く秋の気分を取り入れてみるのもおすすめだ。

16AWは落ち着いたトーンのカラーがお目見え。新色のTシャツでいち早く秋の気分を取り入れてみるのもおすすめだ。

SUNSPEL 表参道店
東京都渋谷区神宮前5-9-3
03-3406-7377
11:00〜20:00
無休