Hebel Haus Square
2世帯住宅の進化型
へーベルハウス「2.5 世帯住宅」登場

ヘーベルハウスから、親と子の2世帯と、子世帯の兄弟や姉妹の単身者がともに暮らすための新しい家、「2.5世帯住宅」が登場した。


「2.5 世帯住宅」は、2.5 世帯同居の中で多く見られる単身の姉妹が同居するケースをモデルとして考えられたパッケージ。各世帯の日常生活での分離度を高め、同居のストレスを解消しながら、メリットを享受できるようにさまざまな工夫をこらしている。これまでの「2 世帯住宅」の調査・研究から蓄積されてきた設計ノウハウに加えて、以下のような新しい提案がされている。
1.「充実マイルーム」――単身者の空間の充実
同居する単身の姉妹が居心地よく生活するには、親・子の両世帯に気兼ねすることなく、プライバシーの守られた生活ができることが大切。「充実マイルーム」は、パーソナルリビングと洗面化粧台、ウォークインクロゼットなどから構成され、食事と入浴以外を独立してコンパクトに行えるように設計されている。
さらに、ベッドコーナーがパーソナルリビングから見えないように分離し、また、玄関とは階段を介して直結させて、親世帯のLDK を通らずに部屋に入れる配置となっている。

2.「ビッグテーブル」「シェアライブラリー」――世帯間の交流
2.5 世帯同居では、家族全員が集まる食事イベントが月に1 回程度はあるため、全員で食事できる「ビッグテーブル」の置けるダイニングスペースが用意される。
また、2.5 世帯同居では、単身女性がその甥、姪と本やCD の貸し借りをするなど世代を超えた交流があり、社会の最新情報を家に持ち帰るキュレーター的な役割を果たす。「シェアライブラリー」は、共通で使用するライブラリーを設けることで、さらに、世代間コミュニケーションの機会を増やすのに役立つ。


3.「どっちもゾーニング」― .将来の家族の増減に対応
孫の誕生や兄弟姉妹の独立、親世帯の死亡など、将来のさまざまな家族の変化に対応できるように、「充実マイルーム」などを、親・子の両世帯からアクセス可能な「どっちもゾーニング」とし、世代を超えて住み継ぐことが可能なものとして設計されている。
住宅密集地や地方都市で駐車台数を確保したケースをイメージしたもので、各フロアでコンセプトとなる3つのゾーン構成が表現されている。
