Column
AND THE FRIET本場ベルギー感覚で楽しめる
フレンチフライの専門店がオープン!
フレンチフライの本場ベルギーでは、フレンチフライは“フリット”と呼ばれ親しまれている。街角にはフリットスタンドが立ち並び、パッと気軽に食べれるポピュラーな存在。そんな本場ベルギー感覚で楽しめるフレンチフライの専門店、「AND THE FRIET( アンド・ザ・フリット)」が、2013年12月2日(月)広尾商店街沿いにオープンした。
フレンチフライ専門店「AND THE FRIET(アンド・ザ・フリット)」。オープンの日から途切れることなくお客さんが来店し、連日長蛇の列が。なんと、フレンチフライ100kgを1日で売り上げる日もあるのだとか! 瞬く間に人気となった理由は、好みや気分によって組み合わせを楽しめるという“カスタマイズ性”にありそうだ。
フレンチフライの好みは人それぞれ。主役の芋は本場ベルギーから空輸したものと、季節に合わせて日本各地から厳選した6種類を使用。それぞれの芋の特性に合わせて、形や食感が異なる6種類のカットから選べるのが特徴だ。
使用する油は特別にブレンドされた植物性100%オリジナルブレンドオイル。軽やかに揚がり、食べた感じもしつこさがない。オーダーごとに二度揚げすることによって、外はサクッと中はホクホクの食感が叶う。揚げた芋にごく薄くまとわせる塩にもこだわりが。水晶塩と呼ばれるピラミッド型の結晶を持つシーソルトを使用。マイルドな辛さで素材の旨味を引き出す効果を持つ。
『フリット(ポテト)』 を選んだら、次はお好みのディップを。毎日仕込むという自家製マヨネーズ、トマトをじっくり煮詰めるところからはじめるトマトケチャップ、新鮮な具沢山サルサディップなど、常時10種類からチョイスできる。
ベルギー産ビンチェ種のストレートカット(太さ12mm)に自家製マヨネーズディップを試してみた。ほっくりとした熱々のポテトと、冷たくクリーミーなマヨネーズの抜群のコンビネーションに、食べる手が止まらない。このマヨネーズは、米たまご(飼料に米を混ぜた、黄身の白いたまご)を使用しており、ぽってりとした市販のマヨネーズに比べ、サワークリームのような爽やかな酸味とコクが印象的だった。
ポテトの味・クオリティとディップの味・相性などこだわりが詰まったメニューとなっているので、自分のお気に入りのフレンチフライとディップの組み合わせを見つける楽しみを体験してほしい。
その他、『AND (アンド)』 と呼ばれる、ファラフェル(ひよこ豆のスパイシーなコロッケ)やフライドチキンといったおかずメニューや、サラダやスムージー、アルコールなどサイドメニューやドリンクも豊富に揃い、スペシャリティショップならではのこだわりとおいしさが楽しめるお店。パーティーシーズンが続くが、手みやげに持っていけば、たちまち話題の中心になりそうだ。