Column
食のセレクトショップ-2-ホームパーティの手土産に
思いが伝わる食のギフト選び
学芸大学駅のほど近く。6年前から営業を続ける「GOOD FORTUNE FACTORY」は、かわいくて、美味しくて、ナチュラルをキーワードに、店主が厳選したアイテムが並ぶ食と雑貨のセレクトショップだ。ホームパーティの手土産やお持たせにもぴったりなアイテムを多く取り揃えている。
「GOOD FORTUNE FACTORY」(GFF)は2010年にスタートした食のセレクトショップ。今のように「グローサリーストア」や「食のセレクトショップ」という言葉が世間ではあまり一般的でなかった頃に、小川真一郎さんが「体に良くて本当に美味しいものをきちんと食べて欲しい」とオープンさせた。小川さんは新潟県佐渡島の出身。豊かな自然に恵まれた佐渡の気候で育つ農産物、海産物、加工品を揃え、その土地の魅力を伝えている。
中でも特に人気を集めるのが、佐渡の加工肉の名店「へんじんもっこ」の生サラミ。燻製をしていない玉ねぎ風味のサラミで、まるでネギトロのような甘い旨味が味わえるという。また、佐渡の郷土料理である”いごねり”や、個性豊かな酒蔵で作られる地酒、芳醇な佐渡バターなどもラインナップ。「生産数が少ないため、都内で扱っているのはうちだけという商品も多く、それを目当てに来店されるお客様もいらっしゃいます」と話す。
中でも特に人気を集めるのが、佐渡の加工肉の名店「へんじんもっこ」の生サラミ。燻製をしていない玉ねぎ風味のサラミで、まるでネギトロのような甘い旨味が味わえるという。また、佐渡の郷土料理である”いごねり”や、個性豊かな酒蔵で作られる地酒、芳醇な佐渡バターなどもラインナップ。「生産数が少ないため、都内で扱っているのはうちだけという商品も多く、それを目当てに来店されるお客様もいらっしゃいます」と話す。
ここだけでしか手に入らない
オリジナルアイテム
「GOOD FORTUNE FACTORY」では、小川さんが独自に開発したオリジナルアイテムも多い。中でも、店を象徴するようなアイテムとして人気を誇るのが、フィグログだ。「いちじくの丸太」という意味のフィグログは、イタリア・マルケ州に伝わる伝統菓子。いちじくにたくさんのドライフルーツやナッツを加えたGFFオリジナルレシピを開発した。サラミのようにスライスすると断面にいちじくの粒やザクザクと刻まれたフルーツが姿をあらわし、見た目にもおいしそうなのが伝わってくる。ドライフルーツの濃厚な甘みと酸味がクセになるフィグログは、ワインやチーズとも相性抜群なので、自宅用だけでなく、ホームパーティの手土産としても人気が高いという。また、ドライいちじくにチョコやくるみなどさまざまな素材をサンドしたオリジナルのいちじくバーガー、フィグポロンも人気だ。
GFFでは佐渡産の食材以外にも、日本全国からセレクトした美味しいものも多く並ぶ。千葉県我孫子市の食品工房「ドレミファーム」の野菜ピクルスは、常備菜として酒のつまみとして人気の高いアイテム。トマトやきゅうりなどの定番から、ねぎやれんこんなどのユニークな具材までさまざま。合成着色料不使用で、自然な色鮮やかさが目を引くアイテムだ。
奥能登の小さな工房で作られている「notono」は、能登の食材を加工した常備菜をかわいい瓶詰めにしたもの。肥えたいわしをぬか漬けにした「金香(こんか)」を、さらにオイルにつけた「金香いわしのオイルソース」はオリーブオイルと合わせてバゲットにのせて食べるのがおすすめ。香ばしく焼いてほぐした「金香いわしの炙り荒ほぐし」はそのまま炊きたてのご飯にかけて食べるなど、いつものご飯を一層美味しくする味わい。自然の恵みを凝縮した味わいを気軽にデイリーフードとして取り入れることで、日々の食がさらに豊かになりそうだ。
奥能登の小さな工房で作られている「notono」は、能登の食材を加工した常備菜をかわいい瓶詰めにしたもの。肥えたいわしをぬか漬けにした「金香(こんか)」を、さらにオイルにつけた「金香いわしのオイルソース」はオリーブオイルと合わせてバゲットにのせて食べるのがおすすめ。香ばしく焼いてほぐした「金香いわしの炙り荒ほぐし」はそのまま炊きたてのご飯にかけて食べるなど、いつものご飯を一層美味しくする味わい。自然の恵みを凝縮した味わいを気軽にデイリーフードとして取り入れることで、日々の食がさらに豊かになりそうだ。