Column
新しいコンビニ-2-観光客から人気を集める
「ローソン GINZA SIX店」
銀座の新名所「GINZA SIX」には、観光案内所を有したユニークなコンビニ「ローソンGINZA SIX店」がある。既存の店舗で取り扱っている食品や日用品と合わせて、銀座メイドのお土産や地方のローカル商品が並ぶ。
今年春のオープンから、多くの人で賑わう「GINZA SIX」。ビッグメゾンのブティックや人気の飲食店など241軒の店が集結した銀座エリア最大の複合商業施設だ。その1階、三原通りに面した「ローソンGINZA SIX店」は、黒を基調としたシックな空間が印象的なローソンの新業態。棚と棚の間隔が広く、ゆったりと買い物を楽しめる。また、施設の特徴として特に外国人観光客が多いことから、ハラルに対応した食品を扱うほか、お土産需要に向けて“日本ならでは”に焦点を当てたアイテムを数多く取り扱う。スタッフの半数以上は日本に留学中の外国人が勤務し、中国語や英語、韓国語に対応する。
店内で一番の人気を誇るのが、能楽最大流派・観世流とスヌーピーのコラボレーションアイテム。「GINZA SIX」の地下3階に設置された能楽堂のオリジナルグッズで、唯一、能のチケットを持ってない人でも購入できる場所がここ「ローソン GINZA SIX店」だ。国内外のスヌーピーファンがレアなアイテムを求めてやってくるという。
店内で一番の人気を誇るのが、能楽最大流派・観世流とスヌーピーのコラボレーションアイテム。「GINZA SIX」の地下3階に設置された能楽堂のオリジナルグッズで、唯一、能のチケットを持ってない人でも購入できる場所がここ「ローソン GINZA SIX店」だ。国内外のスヌーピーファンがレアなアイテムを求めてやってくるという。
一部商品の値札の横には「GNZ」「JPN」「LCL」と書かれたシールがある。これは「銀座生まれの商品」「日本ならではのアイテム」「地方の特色をいかした商品」を表した印になり、外国人観光客にとって買い物の一つの指標となる。「GNZ」のシールが付いているものは「資生堂パーラー」や「凮月堂」など食の名店や、「銀座・伊東屋」「鳩居堂」などからセレクトした商品。海外の旅行客のみならず、国内の観光客にとっても銀座の手土産が24時間買えると好評という。「LCL」は地方生まれの名品につけられているシール。東日本生まれのローカルフードや日本各地の醤油約20種類などをラインナップしている。「JPN」のシールは日本人おなじみのチョコレート菓子やキャットフードまで日本生まれの商品が対象だ。「開業から半年経ち、意外だったのが日用品の需要が高いこと。近隣のホテルに宿泊している外国人の方が、質の高い日本の日用品をお土産として購入されている傾向もあります」と割田郁美店長。今後は、海外ゲストに向けて、おすすめの日用品を集めた商品棚を増やす予定という。
店内に併設された観光案内所は通常2、3人のコンシェルジュが常駐し、海外観光客の滞在のサポートをする。主に銀座を中心とした東京の観光スポットの案内がメインだが、鎌倉や箱根など近郊の人気スポットの案内から新幹線の乗り方まで、一人一人のリクエストに細かく対応している。「最近はウェブで簡単に情報が手に入るようになりました。だからこそ、ウェブにはまだ情報の少ない新店情報や期間限定で開催しているイベントなど旬な情報を丁寧にお伝えしたいです」とスタッフの高柳さん。また、ローソンで人気のMACHI cafeのコーヒーを飲みながら、全国各地のフリーペーパーやツアーのパンフレットを眺められるカウンター席もある。ここでは週に数回、日常会話の日本語レッスンや風呂敷のワークショップなど外国人に向けたサービスも行う。今後は、日本の食に関するワークショップを行い、体験型のサービスをより拡充していきたいという。
ローソン GINZA SIX 店
東京都中央区銀座6-10-1
03-3575-1327
24時間営業
無休
東京都中央区銀座6-10-1
03-3575-1327
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無休