Column
チョコレート-2-日本初上陸「ジャン-
シャルル・ロシュー」
1月18日、南青山に日本旗艦店をオープンしたフランス発のショコラティエブランド「ジャン-シャルル・ロシュー 東京」を紹介。
日本でも絶大な人気を誇る、チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。世界中から人気のショコラブランドが一同に集まる、年に一度のイベントだ。ここに以前から出店し、多くの日本人ファンを獲得していたショコラティエブランド「ジャン-シャルル・ロシュー」が、待望の日本旗艦店をオープンさせた。場所は骨董通りから1本入った閑静な南青山。道なりに進んだ先に現れる真っ黒なファサードが印象的な建物の1階に店を構えた。あえてエイジング加工をほどこした壁や床、シルバーのカウンターで構成されたクールな空間。その中央には、クロコダイルのモチーフを取り入れたシルバーのショーケースを配置し、ボンボンショコラやタブレットなどが美しく並べられている。「空想美術館」をテーマに作られた店内の壁にはサラ・ムーン、奥の吹き抜けの壁には森山大道の写真作品がかけられ、アートを堪能しながら、チョコレートを選ぶことができる。
ジャン-シャルル ロシューは2004年にパリ・フランスでブランドをスタートした。ペルー、マダガスカルやエクアドルなど中南米のカカオ豆を中心に、フランス産のバター、スペイン産のアーモンド、イタリア産のピエモンテヘーゼルナッツといった上質な素材を使い、奥深い味が広がるチョコレートを数多く発表し続けている。ガラスのショーケースいっぱいに並べられたボンボンショコラはブランドのアイコンでもあり、人気商品の一つ。特筆すべきはその種類の豊富さで、常時20種類以上がラインナップしている。ガナッシュはもちろん、プラリネの中には、山椒やバラのエッセンスを取り入れたものもあり、選ぶ楽しさを広げている。しかも、すべて画一的な形ではなく、使っている素材、持ったときの触感、口に含んだ時に感じる食感や口どけなどを存分に楽しめるよう、一つずつがそれぞれ違う形をしている点もユニークだ。ギフトボックスは2個入りから97個までのサイズを用意し、自分だけのボンボンボックスを作ることができる。
クロコダイルのパッケージに包まれたタブレットにも注目したい。カカオ80%のビターチョコレートから、ピスタチオやキャラメルなどを合わせたものまで18種類のフレーバーが揃っている。また、その場でけずりたてのチョコレートを味わえる「カルーセル」は、ショコラショーやケーキの上のトッピング、そのまま味わえる薄型チョコレートとして楽しめる。それ以外にもカカオのビターパウダーをまとったトリュフや、タルティネ、アーモンドやオレンジをチョコレートでコーティングしたスイーツなどもラインナップ。土曜日には、フレッシュなフルーツを使ったタブレットを店頭で限定販売する。作りたての味わいをぜひ堪能したい。
ジャン-シャルル・ロシュー 東京
東京都港区南青山5-12-3 NOIRビル1F
03-6805-0854
11:00〜20:00
不定休
東京都港区南青山5-12-3 NOIRビル1F
03-6805-0854
11:00〜20:00
不定休