Column
東京ミッドタウン日比谷-1-老若男女が集まる「ヒビヤ
セントラル マーケット」
今月は3月29日にオープンした複合商業施設「東京ミッドタウン日比谷」から、注目の新店をピックアップして紹介。前編は9つの店舗が集結した「ヒビヤ セントラル マーケット」へ。
グルメ、ファッションなど約60の店舗と都内最大級のシネマコンプレックス、オフィスフロアからなる「東京ミッドタウン日比谷」。地下1階から3、6、7階の商業フロアにはバラエティ豊かなショップが集まる。今回、注目したのはクリエイティブディレクター・南貴之さんと老舗書店「有隣堂」がタッグを組んだ新業態店「ヒビヤ セントラル マーケット」だ。237坪のスペースに飲食店や酒場、アパレルショップ、眼鏡店、理容室、コーヒースタンド、ブックスペースなどさまざまなカテゴリーの9店舗が軒を連ねる。全体の内装デザインを手がけたSMALLCLONE co.,ltd.は、南さんが世界中で見た「市場」、「街角」、「路地」の記憶を表現した。各店舗をゆるやかにつなぐのは「ヒビヤ セントラル マーケット」のアイコニックな存在「Library」だ。本と現実世界がリンクするような広がりのある場所で、定期的にブックセレクターが変わり、それに伴ってラインナップも変更する。初回は「ヒビヤ セントラル マーケット」の店作りに関わった各店舗のオーナーやデザイナーたち10人が5つのテーマで10冊ずつをセレクトしている。本棚の壁に囲まれた内側は海外のバザーをイメージしたショップ。世界各地の洋服や生活雑貨、日本の荒物や焼き物などさまざまな地方の文化が融合したラインナップで、什器として使用さしれているヴィンテージの家具も販売し、店の様子も変化していく予定だ。
南さんが手がけるセレクトショップ「Graphpaper」は神宮店に続く、2号店。アドバイザーにスタイリストの二村毅さんを迎え、ハイエンドなものからオリジナルブランドまでを取り揃える。「40% Black」をテーマに、商品の約4割をブラックのアイテム、約6割をそのほかの色のアイテムで構成し、フェミニンすぎないシックなテイストを提案する。店内に置かれた家具も購入が可能で、シャルロット・ペリアンの棚、イームズのチェアなど貴重なアイテムとの出会いも楽しめる。
フランスのヴィンテージフレームを揃える「CONVEX」は、札幌のヴィンテージアイウェアショップ「Fre’quence」の柳原一樹さんが厳選した、1940年〜50年代の貴重なアイウェア、オリジナルブランドが並ぶ。海外の銀行を重厚感のある空間に、柳原さんが厳選した1940年〜50年代のフレンチヴィンテージのアイウェアが中心に並んでいる。対面販売を心がけ、アートピースとも呼べる貴重なアイテムやオリジナルアイウェアの魅力をわかりやすく説明し、一人一人に合う一本を提案する。
懐かしいサインポールやタイル張りの壁が目を引く「理容ヒビヤ」は、明るい蛍光灯の下にバーバー椅子が並び、昭和の理容室を思わせるノスタルジックな空間だ。ここは日本衛生管理協会の代表理事であり、埼玉県川越市の「理容室FUJII」の店主・藤井実さんが監修。徹底した衛生管理のもと、オフィスワーカーやショッピングに訪れた人への理容やグルーミングを行うほか、女性向けの顔そりサービスも実施する。
フランスのヴィンテージフレームを揃える「CONVEX」は、札幌のヴィンテージアイウェアショップ「Fre’quence」の柳原一樹さんが厳選した、1940年〜50年代の貴重なアイウェア、オリジナルブランドが並ぶ。海外の銀行を重厚感のある空間に、柳原さんが厳選した1940年〜50年代のフレンチヴィンテージのアイウェアが中心に並んでいる。対面販売を心がけ、アートピースとも呼べる貴重なアイテムやオリジナルアイウェアの魅力をわかりやすく説明し、一人一人に合う一本を提案する。
懐かしいサインポールやタイル張りの壁が目を引く「理容ヒビヤ」は、明るい蛍光灯の下にバーバー椅子が並び、昭和の理容室を思わせるノスタルジックな空間だ。ここは日本衛生管理協会の代表理事であり、埼玉県川越市の「理容室FUJII」の店主・藤井実さんが監修。徹底した衛生管理のもと、オフィスワーカーやショッピングに訪れた人への理容やグルーミングを行うほか、女性向けの顔そりサービスも実施する。
代々木上原の「MAISON CINQUANTE-CINQ」、「Lanterne」などを手がける、丸山智博さんがプロデュースした「一角」では、鶏唐揚げ、ハイボール、蕎麦といった気軽な親しみやすいメニューのほかに、フレンチのエッセンスを取り入れた食事もラインナップし、ヴァンナチュールやクラフトジンとともに昼から気軽に食と酒が楽しめる。
キオスクのような作りが特徴のコンパクトなスペースは、「有隣堂」、架空の運送会社をイメージしたモバイル型コンセプトストア「FreshServise」、熊本のスペシャリルティコーヒー「AND COFFEE ROASTERS」が集結。コーヒーを片手に雑誌や日用品、オリジナルのお土産品などを選ぶことができる。
軍用テントで空間を仕切った「Tent gallery」はさまざまな展示や企画を行うイベントスペースだ。初回は「JEAN PROUVÉ」と題し、フランス人建築家&デザイナー、ジャン・プルーヴェのソファベッドやデスク、チェアなど希少な家具が登場している。
広々とした空間にヴィンテージの家具や若手作家の器、東京のファッションブランドなどさまざまな時代のモノが交錯した「ヒビヤ セントラル マーケット」。活気のあふれる空間ではたんに食事や買い物をするだけでなく、目的のないまま訪れても一日中楽しめる、老若男女の居場所が広がっている。
キオスクのような作りが特徴のコンパクトなスペースは、「有隣堂」、架空の運送会社をイメージしたモバイル型コンセプトストア「FreshServise」、熊本のスペシャリルティコーヒー「AND COFFEE ROASTERS」が集結。コーヒーを片手に雑誌や日用品、オリジナルのお土産品などを選ぶことができる。
軍用テントで空間を仕切った「Tent gallery」はさまざまな展示や企画を行うイベントスペースだ。初回は「JEAN PROUVÉ」と題し、フランス人建築家&デザイナー、ジャン・プルーヴェのソファベッドやデスク、チェアなど希少な家具が登場している。
広々とした空間にヴィンテージの家具や若手作家の器、東京のファッションブランドなどさまざまな時代のモノが交錯した「ヒビヤ セントラル マーケット」。活気のあふれる空間ではたんに食事や買い物をするだけでなく、目的のないまま訪れても一日中楽しめる、老若男女の居場所が広がっている。
HIBIYA CENTRAL MARKET
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3F
03-6205-7894 (代表)
11:00〜21:00 (一部飲食店 22:30ラストオーダー 23:00クローズ)
休館日は施設に準ずる
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3F
03-6205-7894 (代表)
11:00〜21:00 (一部飲食店 22:30ラストオーダー 23:00クローズ)
休館日は施設に準ずる