Fashion
BARBOUR SHIBUYA −1− 英国らしいオーセンティックな
オイルドジャケットに注目!
100年以上もの歴史を誇る「Barbour(バブアー)」の日本初となる旗艦店が渋谷・明治通りにオープンした。 2フロア構成の1階には、ブランドを代表する定番的なオイルドジャケットや稀少なアーカイブコレクション、2階にはファーストラインであるノートン アンド サンズとのコラボ商品や本格的なカントリースポーツ専用のグッズ、レディスコレクションのウエアからアクセサリーグッズまでフルラインナップが揃う。
英国王室御用達ブランド「Barbour」
イギリスの老舗アウトドアウエアブランド「Barbour(バブアー)」は、オイル引きコットンのジャケットやコートで知られ、 近頃ではファッションアイテムとしても注目を集めている。
1894年、ジョン・バブアーがイングランド北東部のサウスシールズに創業し、悪天候の下で働く水夫や漁師のために「ビーコン シリコイル」というオイルドクロスの防水ジャケットを生み出した。実用性と機能性の高さから、第一次、第二次世界大戦の英国軍の防水服として採用された。1936年にモーターサイクル仕様のライダースジャケット「インターナショナル」を発表、1950~70年代に開催されたサーキットでほとんどのレーサーが着用し、ライダースジャケットの代名詞となった。1980年に乗馬用の「ビデイル」、1983年にはハンティング用の「ビューフォート」を発表し、英国上流階級のアウトドアブランドとしての地位を確立した。 創業以来バブアーのオイルドジャケットはサウスシールズの工場で作られている。こうした真摯なものづくりとその品質が認められ、1974年にエディンバラ公より、1982年にエリザベス女王より、1987年にはチャールズ皇太子より、イギリス王室御用達(ロイヤル・ワラント)の栄誉を授かった。「バブアー」は3つ全てのロイヤル・ワラントを取得した数少ない老舗英国ブランド。
バブアーの世界観が詰まった空間
重厚感のあるレンガの壁、アイアンフレームの窓、古材を用いた階段などヴィンテージ感のあるテクスチャーが印象的なクラシカルな空間に、さまざまなランプがアクセントになっている店内。また、ギャラリーのように展示されたアーカイブコレクションや、100年以上もの歴史を刻む写真、オイルドコットンや裏地に使っている布のロールなど、バブアーの世界観を体感できるコーナーが満載。
アーカイブコレクション
1970〜90年代の稀少なアーカイブコレクションが展示されている。ワラントを取得する以前の「ソルウェイ ジッパー」から1987年にワラントを3つ取得した「スペイ ジャケット」までが年代順に並ぶ。ショップ入り口に展示されているのは1960年代のアーカイブ「ソルウェイ スモッグ」というプルオーバーコレクション。
オイルドジャケットコレクション
バブアーの代表的なオイルドジャケットは、最高級のエジプト綿に独自の防水オイルを施して防水性と通気性を両立させ、アウトドアでの激しい使用に対応した機能性と耐久性を兼ね備えている。 最近では、細身にアレンジしたファッション性の高いモデルが登場。そこで今回はバブアーらしいモダンかつオーセンティックなオイルドジャケットに注目した。
ライダースジャケット「INTERNATIONAL JACKET」
1936年に発表されたバイク用のオイルドジャケット「インターナショナル ジャケット」は、1936年から1977年までイギリス・インターナショナル・チームに採用されてライダース・ジャケットの代名詞となり、1964年にはスティーブ・マックイーンが東ドイツで開催されたレースに出場した際に着用したことで認知度を高めた。本格的なツーリングに使える機能を満足させながら、街でも着こなせる洗練されたデザインが魅力。
バブアー渋谷店
住所: 東京都渋谷区神宮前6-17-15
電話番号:03-6450-5993
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休