Interior
Wall Storage −2−アートを飾るように
収納を楽しむ
ウォールストレージ後編では、部屋のアクセントになるデザインシェルフをピックアップ。イームズ夫妻がデザインしたポップなコートラック「ハングイットオール」、たくさんのポケットをランダムに並べたユニークなウォールパネル「ウーテンシロ」など、ミッドセンチュリーの名作。オランダ人デザイナー、フレデリック・ロイエによるユニークなカタチのキャビネット&ブックシェルフ、好みのカタチにレイアウトできるカルテルのブックシェルフ「ブックワーム」など、収納が楽しくなるようなユニークなウォールストレージを紹介する。
《Eames Hang-It-All》
ミッドセンチュリー・モダンを牽引したチャールズ&レイ・イームズ夫妻が1953年に発表した「Hang-It-All(ハングイットオール)」。白いスチールフレームにマルチカラーのウッドボールが付いた独創的でポップなデザインのコートラックで、もともとはイームズ夫妻が子供向けにデザインしたもの。クモの巣のようなフレームは、イームズ夫妻がワイヤーチェアのために開発した溶接ワイヤーの技術が活かされた構造。オリジナルのマルチカラーに続き、シックな単色タイプが登場。
《Uten.Silo》
1969年、ドイツ人デザイナーDorothee Becker(ドロシー・ベッカー)により発表された「Uten.Silo(ウーテンシロ)」が、Vitra Design Museumより復刻。すべてが異なる形のポケットをランダムに並べたデザインが特徴のプラスチック製ウォールパネル。長いもの、細いもの、掛けるものなど、さまざまなカタチに対応するマルチなストレージで、収納が楽しくなるポップなデザイン。2サイズ展開。
《RANDOMITO WALL SHELVES》
棚板がランダムにセットされたウォールシェルフは、直線のラインとクールなホワイトが印象的なモダンなデザイン。上下反転して設置できるので、向きを変えながら複数並べればリズムのある空間に。本やCDの収納、小ぶりなオブジェを並べるのにぴったりなサイズ。東京とミラノを拠点に、建築からインテリア、グラフィックと幅広く活動を行うデザインレーベル「NEULAND(ノイランド)」によるデザイン。
《Storylines Bookshelf・Cloud Cabinet 》
オランダ人デザイナーFrederik Roije (フレデリック・ロイエ)によるメタル製のキャビネットとブックシェルフ。サイズの異なる4つのボックスを重ね合わせた「Cloud Cabinet (クラウド・キャビネット)」は、“入道雲”をイメージしてデザインされた。専用のミラーをセットすればドレッサーとしても活躍。一枚の鉄板を折り曲げてつくられた「Storylines Bookshelf (ストーリーラインズ・ブックシェルフ)」は、感動したり、悲しくなったり、物語のストーリー展開のようにアップダウンする様子を鉄板で表現。アート作品のようなグラフィカルなフォルムが魅力。
《Book worm》
曲線を描くように本を収納する新しい発想のブックシェルフ「Book worm(ブックワーム)」。設置時には空間に合わせてカタチを変えることができるフレキシブルなウォールシェルフ。建築からプロダクトデザインまで手掛けるRon Arad(ロン・アラッド)によるデザイン。
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