Interior
スタンドライト ー2ー雰囲気作りのマストアイテム!
テーブルランプ特集
スタンドライト後編では、読書灯として手元を照らしたり、部屋の雰囲気作りにぴったりなテーブルランプに注目。ル・コルビジェを魅了した名作照明やバウハウスで生まれたカイザーイデルなど、機能を満たしながら無骨で一本気なデザインのデクスランプ。美しいカーブを描くアームが印象的な伊フォスカリーニ社のツイギーテープルランプ、ルイスポールセンを代表するPHシリーズのテープルランプ、日本の伝統的な鎧にインスピレーションを受けてスペイン人デザイナーがデザインした繊細で個性的なライト、老舗北欧照明ブランド、レ・クリントのオブジェのようなテーブルランプや、ボトルの形をした新感覚のポータブル照明をセレクトした。
《Twiggy table》
カーボン製のアームがしなやかなカーブを描くエレガントなテーブルランプ。シェードはシンプルなフォルムながら、ファイバー樹脂の特殊加工を施した素材感が個性的。伊デザイン賞コンパッソ・ドーロの受賞歴を持つ実力派デザイナーMark Sadler (マーク・サドラー)によるデザイン。 foscarini(フォスカリーニ)社は、1981年にイタリアのベネチアで設立された気鋭のモダン照明ブランド。
《KAISER IDELL LUXUS》
バウハウスのメタル工房の主任を務めたCHRISTIAN DELL(クリスチャン・デル)が、1936年にランプ工場であったGebr. Kaiser & Co. のためにデザインしたテーブルランプがフリッツ・ハンセン社より復刻。繊細なデザインと優れた材質のドイツデザインを象徴する照明のひとつ。KAISER idell (カイザー・イデル)の名前は、 Kaiser社とdell自身の名前とidea(アイデア)を組み合わせた造語。
《GRAS lamp》
1921年にフランス人デザイナー、ベルナール アルバン グラスが工場やオフィス向けにデザインしたGRAS lamp(グラスランプ)。ネジや溶接を一切使わないジョイント方式を採用した設計で、一切の装飾を省いた無骨とも言えるデザインが独特な雰囲気を醸し出している。ル・コルビジェをはじめ、多くの建築家やクリエーターを魅了したライトをしても知られている。No.205はオールスチール、 No.207はベース部分にオーク材が使われている。
《PH 2/1 Table》
ルイスポールセンを代表するデザイナー、Poul Henningsen(ポール・へニングセン)が1925年にデザインしたPHシリーズ最小のテーブルランプ。 ハンドメイドの吹きガラスを3層に重ねたフォルムが印象的な美しいモダンデザイン。眩しさを取り除き、光をテーブル面と上方の空間に広げるという機能にも優れている。
《TATOU》
日本の伝統的な鎧からインスピレーションを受けて、スペイン人デザイナーPatricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)がデザインした照明、Tatou(タトゥー)。同一形状の四つのパターンを組み合わせて、まるでひとつのパーツのように仕上げたドーム形のシェードは、繊細な模様で光の眩しさを軽減し、光を柔らかく拡散する。
《LE KLINT》
北欧を代表する老舗照明ブランド、LE KLINT(レ・クリント)のシェードは、1枚のプラスチックシートを熟練の職人の手仕事で折りあげられている。2012年にプロダクト&インテリアデザイナーであるTine Mouritsen(ティネ・モーリセン)がデザインした「312」シリーズは、シェードを透明なアクリルチューブで覆ったコンテンポラリーなデザイン。 繊細なプリーツならではの光と影が、光のオブジェのように、柔らかで独特な空間を演出する。
《Bottled》
ボトルの形をした新感覚のポータブル照明Bottled(ボトルド)。内側に特殊塗装したガラスのシェードは、光を柔らかく拡散しなが らも艶やかさと透明感を併せ持った灯りを演出。コードレスなのでテラスやリビング、ベッドルームなど使う場所を選ばず、キャンドル感覚で自由に使える。明るさは4段階に調光できて、1回の充電で最長100時間点灯する。充電台にのせて点灯すれば、時間を 気にすることなく使える。グラフィックからプロダクト、インテリアデザインまで手がける小関隆一氏によるデザイン。
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