Style of Life
借景が家探しの条件 家の外も中でも
たっぷりの緑を楽しむ

自分らしいインテリアを楽しむ
葉山の緑豊かな森戸川沿いに、4棟の〈スケルトンハウス〉が建つ『エンジョイワークス』プロデュースの〈森戸川ヴィレッジ〉がある。その中の1棟が小林敬さん、尚江さん、そして生後7ヶ月のトイプードルKUUちゃんのお宅だ。
「以前は東京の駒込に住んでいたのですが、サーフィンを教わるために葉山に通ううち、葉山に住みたいと思い始めました」
サーフィンを教えてくれた先生が〈スケルトンハウス〉に住んでいたそう。〈スケルトンハウス〉は『エンジョイワークス』が外側をしっかりと造り、内側は自分たちで自由にプランを考えられる。
「私たちの家探しの条件は“借景”でしたので、葉山らしい緑が眺められる場所を探しました」
内装の設計が自由な〈スケルトンハウス〉は、たとえばリビングを2階にすることもできるが、借景の緑を楽しむため、自然とリビングは1階に、と決まった。
天井と壁は白。黒の階段の手すりやダクトレールがピリリと空間を引き締める。ギャラリーのような空間に、センスの良い家具やアートが引き立つ。
「家具は引っ越して実際に住んでみて、必要なサイズ感を確認してから買いに行きました。『TRUCK FURNITURE』のソファは、肘掛けのないモデルを選んでいます」





キッチンはミニマルなオールステンレス
キッチンはエッジィでミニマルなデザインの『サンワカンパニー』のオールステンレスをチョイス。
リビング側には扉をつけず、シンプルに。
壁面はグレーのタイルにし、モノトーンの空間にしている。




風水の調整のため暖簾と猿をプラス
風水で運気を上げる対策もセンスよく楽しんでいる。
「玄関の反対側に庭に出るドアがあるのですが、ドアとドアが向かい合っているのは風水的にあまりよろしくないことがわかり、暖簾を下げることにしました。
また、家の北東に物入れを置くのも良くないそうです。良くない運気を解くのが“猿”だそうで、猿のワイヤーアートをパントリーの上につけました」
4棟のスケルトンハウスが庭と通路を共有しながら建つ〈エンジョイヴィレッジ〉。
「一緒にバーベキューをしたりと、ゆったりとした葉山時間の交流が心和みます。
KUUを飼いはじめて気づいたのですが、犬と一緒に散歩をしていると気軽に声をかけてくださるので、コミュニティの輪が大きく広がります」







小林邸
設計 エンジョイワークス
所在地 神奈川県葉山町堀内
構造 木造
規模 地上2階
延床面積 87.29㎡