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春のモダン和菓子「桃林堂」の和菓子で、
春の訪れを慶ぶ

春のモダン和菓子 「桃林堂」の和菓子で、春の訪れを慶ぶ

ファッションと同様、和菓子は季節を先どるものだから、いま和菓子は新商品ラッシュ。お花見に、手みやげに、上品でモダンな和菓子をどうぞ。前編は、表参道駅近くの老舗和菓子店「桃林堂」。

大阪府八尾市に本店を持つ「桃林堂」。東京では上野と青山に店舗を構える。
青山店は30年ほど前から表参道交差点のすぐ脇に店を構え、移り変わる表参道を見てきた。正午近くになると特段に人通りが多くなる青山通りだが桃林堂の静かな佇まいはとにかく落ち着く。


桃林堂

「桃林堂」の店名は、「桃花源記」という中国の古人が描いた俗世を離れた理想郷の物語から。
「桃林堂」の店名は、「桃花源記」という中国の古人が描いた俗世を離れた理想郷の物語から。

商品の中でもひときわ目を引く小鯛焼は、平成4年に誕生した桃林堂の看板商品。8cmほどの大きさのひと口サイズの鯛焼きは、手みやげの定番として愛されている。

小さい鯛のからだにぎっしりとつまった粒あんは、丹波大納言小豆を大阪本社・陌草園のまろやかな井戸水で丹念に炊き上げた、桃林堂の自信作であり、桃林堂の和菓子の基礎そのもの。それらをふっくらとした生地で包み、一匹一匹を毎日手焼きで焼いている。「おめでたい(鯛)」「ありがたい(鯛)」に引っ掛けてお祝いや感謝の贈り物としても。


桃林堂
桃林堂


通常の小鯛焼に加えて、白あんとラムレーズンが入った小鯛焼が登場。尻尾のホワイトチョコレートがかわいらしい。3月14日までの期間限定。
小鯛焼 竹篭5個入り(左) ¥1350 通年販売
ホワイトデー小鯛焼(右) ¥340 季節限定
新鮮な野菜や果物を砂糖煮にしてお砂糖をまぶした、桃林堂伝統のひと品。「蕗の青」、「蓮根の白」、「人参の赤」、「金柑の黄」、「無花果の黒」、これらの色から五つの知恵を象徴する五智如来に因んで「五智果」と名付けられたそう。 赤の包(蕗・洋梨・オレンジ・イチジク・蓮根) ¥880 通年販売
新鮮な野菜や果物を砂糖煮にしてお砂糖をまぶした、桃林堂伝統のひと品。「蕗の青」、「蓮根の白」、「人参の赤」、「金柑の黄」、「無花果の黒」、これらの色から五つの知恵を象徴する五智如来に因んで「五智果」と名付けられたそう。
赤の包(蕗・洋梨・オレンジ・イチジク・蓮根) ¥880 通年販売
村雨で菜の花を表現した、春の訪れを感じさせる上品な和菓子。 ¥280 季節限定
村雨で菜の花を表現した、春の訪れを感じさせる上品な和菓子。 ¥280 季節限定
道明寺の桜餅はこの季節だからこそ食べたい。¥260 季節限定
道明寺の桜餅はこの季節だからこそ食べたい。¥260 季節限定


その他にも、大阪八尾特産の環かごぼうを五智果にした「環かごぼう」、練り切りの中に餅が入った「草だんご」など、3月の季節限定は多岐に渡る。
店舗内のギャラリーでは毎週様々な作品展を開催おり、3月は、東京芸術大学の卒制も開かれているので、併せてチェックしたい。



桃林堂

桃林堂 青山店
東京都港区北青山3-6-12
みずほ銀行ビル1階
営業時間  午前10時~午後7時
Tel 03-3400-8703        
Fax 03-3409-5704