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趣味と子育て – 2 – のびのび子育てできる広い庭は
おじいちゃんちと共有スペース

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広々とした環境で子育てをしたい、ドラムを叩ける趣味の防音室を作りたい…、その希望を叶えられたのが実家の土地の一角に家を建てるという選択だった。

鷲尾家の広々とした庭は、慈美さんの実家の庭との共有。おじいちゃんに手入れしてもらった芝生の上を、寧路ちゃんと日恩くんが走り回る。おじいちゃんの家にはお孫さんが同居しているので、とても賑やかな庭だ。庭の一角には家庭菜園もあって、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン…季節の野菜が育つ。キウイや柿、オレンジなどの果樹の種類も多い。

「結婚当時、妻のご両親から土地を使わないかという申し出をいただいていたんですが、しばらくペンディングでした。が、家を建てようと計画を進めるうちに、広い家を作ることができるのはやはり魅力的だと思って…(笑)。自分の趣味の空間もたっぷりとれますし。竣工して4年になりますが、長女はこの家で生まれました。子育てにはとても恵まれた環境で、スクスクと育っています」と龍志さん。


おじいちゃんの家のお庭と共有の広々とした芝生。


キッチンから子どもたちが遊んでいる庭に直接出ることができる。
庭の一角には家庭菜園も。日恩くんは菜園で育つラズベリーが大好き。


“心豊かな生活”のための選択。

奥様の前職が「ビームス モダンリビング」だったこともあって、器や家具はかなりの量をお持ちだそうだが、たっぷりとした収納スペースがあるので、好きなものだけ出して、選んで飾れるのだそうだ。

「『ビームス』にいる仲間は洋服が好きなのはもちろんですが、最近は洋服だけじゃなくて生活を充実させたいという人が増えているようです。僕も、家具や器、家電やリネン類をこだわって選び、日々の生活を丁寧に気持ちよく過ごしたいと思っています」


ナラ材の床と白い壁が気持ちいい、広々としたリビング。大型のソファもこの家では小さく見える。
陰影が美しい長い2階の廊下。


吹き抜けにある本棚の前が子どもたちの読書スペース。子どもが小さいので奥の子ども部屋はまだ使っていない。将来は間仕切りをすれば2部屋として使える。


天窓から明るい光が入る2階のバスルームからは庭が見渡せる。
表札はドアノブにかけた黒板。