Outdoor
家にいながらアウトドアライフをキャンプの楽しさを家でも
家でくつろぐ感覚を外でも
![家にいながらアウトドアライフを キャンプの楽しさを家でも、 家でくつろぐ感覚を外でも。 家にいながらアウトドアライフを キャンプの楽しさを家でも、 家でくつろぐ感覚を外でも。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob.jpg)
家の中でも外でも使える家具たち
東日本橋の『INOUT(イナウト)』は、部屋で使う家具をそのままアウトドアに持ち出して使うライフスタイルをコンセプトにしたショップだ。100%LIFEでも以前紹介させていただいている。そのショップオーナーの小林卓さんが、去年10月に足立区内に家を建てたと聞き、取材に伺った。
「ここに越す前はマンションに住んでいたので、もし1軒家を作るなら、アウトドアリビングとして楽しめるデッキを作りたいと思っていました」と小林さん。
窓をフルオープンにすると、リビングとデッキがひと繋がりになる。デッキや庭で使う家具は、『INOUT』のコンセプトそのままの、家の中でも外でも使える家具たちだ。
テラスに張った帆布のタープは以前店で使っていたもの。
「店の模様替えで不要になったので、家で使うことにしました。ご近所からの目隠しにもなりますし、強い日差しを遮ってくれるので夏はマストですね」
![リビングの窓をフルオープンにすると、リビングと外のデッキとの一体感が生まれる。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_001-700x467.jpg)
![スクエアな外観の小林邸。黒の塀とウッドの組み合わせが効いている。日除けの帆布のタープは店で使っていたものだそうだ。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_002-350x525.jpg)
![「バローブランド」の作業台やアルミのトレイを使って、中と外をつなぐグリーンのコーナーを作っている。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_003-350x525.jpg)
![タープの下は日差しが強い日でも快適に過ごせる。友人を呼んでバーベキューなど、家にいながらキャンプ気分を楽しめる。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_004-350x525.jpg)
![「INOUT」オリジナルのボックスは蓋の部分にスチールが貼ってあり、熱い鍋を載せたり調理台としても使えるようになっている。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_005-350x233.jpg)
![天板を丸められるテーブルや折りたたみの椅子は、部屋の中で使っているものを外に出せば、そこがアウトドアリビングとなる。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_006-700x467.jpg)
住宅のデザインもしていきたい
10数年ほど前からキャンプの魅力にとりつかれたという小林さん。幾度となくキャンプに行くうちに、キャンプで使う家具を家でも使えるようなクオリティで作りたい、と『INOUT』を立ち上げたそうだ。
家で使っているものをそのままキャンプに持っていければ、キャンプ道具の収納に頭を悩ませることもない。キャンプ道具を家で使えば、アウトドアの楽しみを家でもそのまま感じることができる。
小林宅のコンセプトはもちろん『INOUT』のもの、そのままだ。イスやテーブル、そしてスタッキング可能なボックスは、アウトドアと家を行き来している。
「今後、『INOUT』では家具に合わせた住宅のデザインも手がけていきたいと思っています」
![自転車が置いてある場所が玄関。正面のドアはアメリカ製のヴィンテージ。ドアの大きさに合わせて建具の枠を造作している。手前のテーブルはキャンプでも使える『INOUT』のもの。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_007-700x467.jpg)
![キャンプに持っていける木箱に入ったコーヒーのドリッパーセット。ハリオのガラス製のドリッパーを木箱の上にセットして使う。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_008-350x233.jpg)
![沖縄で見つけたネオンサイン。キッチンとリビングを仕切る壁は、ラフな木目がおもしろい合板を使用。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_009-350x233.jpg)
![キャンプ道具が入った「INOUT」オリジナルのボックスは、このままキャンプに持って行く。家に帰ったらそのままラックに戻す。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_010-350x525.jpg)
庭のシンボルツリーに枝垂れ桜を
『INOUT』のオーナーという肩書きの他にも、店舗デザイン・設計・施工の会社を手がける小林さんにとって、自宅の設計はお手のもの。アメリカ製のヴィンテージのドアの大きさに合わせてドアの枠を造作し、階段のスチールの手すりも小林さんがデザインしたものをオーダーで作ってもらったものだそうだ。フローリングは『INOUT』の家具製作でもおつきあいの深い会社に、ナラの無垢材を使い古材風に仕上げてもらっている。
「庭にシンボルツリーとなる枝垂れ桜を植え、植栽もやっと整い、イメージしていた自分の家がようやく完成したところです。でも実はまだひとつやりたいことが残っていて、2階のテラス部分の天井にウッドを貼りたいと思っているんです。いつになるかはわかりませんが(笑)」
![燃料にペレットを使うストーブは、薪ストーブと違って煙が出ないので煙突が不要。「焚き火をしているようないい匂いがします」](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_013-350x455.jpg)
![洗面所のドアもアメリカ製のヴィンテージ。ガラスのドアのステッカーチューンがカッコいい。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_014-350x525.jpg)
![倉庫の前にアメリカンガレージの専門店で買ったワイヤーの扉を設置。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_015-350x233.jpg)
![2階の吹き抜けからリビングを見下ろす。2階には主寝室と、小学6年生の男のコと2年生の女のコのための子供部屋が2つ。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_016-350x455.jpg)
![「ガラスの向こうのチェック柄は、IKEAのブランケットです」 昔っぽい鍵や把手をつけてさらに雰囲気がアップ。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_017-350x525.jpg)
![アルファベットのダイアル式の鍵を、扉のワイヤーに通してロックしている。](https://img.100life.jp/2015/07/150727_kob_018-350x233.jpg)