Outdoor
アウトドアを楽しむ家アウトドアリビングで
愛犬とキャンプ気分を満喫
愛犬とアウトドアリビングを楽しむ
キャンプが趣味の沼田裕進さん、晶さん夫妻。
この家は、リビングの大きな窓を開け放てば家と外の境界が曖昧になり、家にいてもアウトドア気分を楽しめる。壁や床、天井の梁にもたっぷりと木材を使った家は、まるで樹の中に住んでいるような落ち着きが感じられる。愛犬のラブラドールレトリーバーのサニーちゃんは、家の中と庭を自由に行き来しながら、自由に走り回っている。
「家を建てようと考えていた時、東日本大震災が起きました。僕が育った埼玉のこの辺りのエリアは地盤も強く、自然災害の少ない場所です。住むならここがいいだろうと思い、土地を探しました」と裕進さん。
裕進さんのご両親は2階で暮らしている。2階に、ご両親専用のキッチンとバストイレを作った。
家とキャンプ地で同じ家具や食器を使う
裕進さん晶さんご夫婦は、サニーちゃんを連れてしばしばキャンプに出かける。
「クルマにキャンプ道具を積み込み、家とキャンプ場を何度も往復するうち、家で使う家具をそのままキャンプ場に持っていくことができれば、と考えるようになりました」
設計の仕事をしている裕進さんにとって、家具作りはお手の物。家の中でも外でも使える家具を制作し、『INOUT(イナウト)』を立ち上げた。
家でもキャンプ気分に浸る
「僕らのキャンプは、大型のテントを設営し、数日ゆっくりと過ごすスタイルです。妻はカーゴスペースにキャンプ道具をパズルのように詰め込むのが上手。積み下ろし係です(笑)」と裕進さん。
「食器も、家とキャンプで同じものを使うようになりました。家でカゴの中に収納した食器を、そのままキャンプに持ち出せばすごく楽チンです」と晶さん。
ウッディなリビングで、キャンプで使う家具や食器を日常で使う。同様に、キャンプ場では家で使っているものを使う。キャンプ地と家がシームレスに繋がり、文字通り、家でもキャンプ気分が楽しめる家が完成した。