Column
冬に食べたい温かいスープ-1-自由が丘でゆっくり過ごす、
「also Soup Stock Tokyo」
東京都心を中心に約70店舗を展開するスープストックトーキョーが2016年の4月、「休日のスープストックトーキョー」をテーマにした新業態店舗を東京・自由が丘に開いた。大人数で分け合えるスープ料理をメインに、野菜をたっぷり使ったサイドディッシュや自家製シロップを使ったカクテルなどここでしか味わえないメニューを振る舞う。
1999年の開業から駅ビルを中心に展開をしている、スープストックトーキョー。「食べるスープ」をコンセプトに、具だくさんのスープをクイックに提供し、働く女性を中心に支持を集める人気店だ。ブランドスタートから17年経った今年、新業態店となる「also Soup Stock Tokyo」を自由が丘にオープンさせた。駅から徒歩5分の場所に位置する3階建ての建物で、1棟すべてが店舗という従来店舗とはまったく違う佇まい。新しいのは建物だけではなく、コンセプトもメニューも違う。ここでは「休日のスープストックトーキョー」をテーマに、これまでの「一人で気軽に味わう食事」ではなく、「仲間とゆったりと楽しむ食事の時間」を提供。店舗の設計を担当したのは建築家の永山祐子さん。店と街が自然と繋がるように建物を全面ガラス張りにした、開放感たっぷりの店構えで多くの人を出迎える。
旬の野菜を使って、滋味深い料理を組み立てるのは奈良鉄平シェフ。季節ごとの素材をメインにメニューを考え、その時季にしか味わえない料理を作り上げる。また、その日に入荷した野菜を使った日替わりメニューが登場するのも特徴だ。スープストックトーキョーのスープをベースにしたものもあるが、具材を大きめにカットしたり、ポーションを替えたり、仕込みや煮込み時間にもたっぷり時間をかけるなど、一手間加えた味わいを提供している。
メニューはブランチとディナーでラインナップを替えて登場。ブランチはメインのスープのほかに、野菜を使った小皿が2つと小さなスープ、石窯パン(またはごはん)がセットで提供される。夜は1品から選べるアラカルトメニューのほか、季節ごとに登場するコースメニューも人気だ。今の季節は鶏をまるごと使った参鶏湯や牡蠣のポタージュなど、体の芯から温めてくれる食事が楽しめる。
また、アルコールメニューも充実。特に人気が高いのがスパークリングワインを自家製シロップで割ったカクテルだ。カラフルな色合いのドリンクはテーブルを一層華やかにする。
メニューはブランチとディナーでラインナップを替えて登場。ブランチはメインのスープのほかに、野菜を使った小皿が2つと小さなスープ、石窯パン(またはごはん)がセットで提供される。夜は1品から選べるアラカルトメニューのほか、季節ごとに登場するコースメニューも人気だ。今の季節は鶏をまるごと使った参鶏湯や牡蠣のポタージュなど、体の芯から温めてくれる食事が楽しめる。
また、アルコールメニューも充実。特に人気が高いのがスパークリングワインを自家製シロップで割ったカクテルだ。カラフルな色合いのドリンクはテーブルを一層華やかにする。
自然と人が集まる場所をイメージして作られた1階は、オープンキッチンのライブ感も楽しめるスペースだ。このフロアのみ犬の同伴が可能で、散歩途中に気軽に訪れたくなるようなカジュアルな雰囲気が漂う。2階はソファ席を備えた半個室とテーブル席で構成されたフロア。木をふんだんに使った半個室は落ち着きがあり、子ども連れのファミリー層に人気という。天気の良い日には3階の屋上スペースも開放し、外の雰囲気も楽しみながら食事を味わうことができる。天井が高く、どこにいても気持ちがいい空間で、季節ごとのスープをゆっくりと味わいたい。