チョコレート-1-デンマーク発の
「サマーバードオーガニック」

世界各国のチョコレートブティックがひしめく青山エリア。ここに2016年、新たに仲間入りした「サマーバード オーガニック」は、デンマークで人気を誇るチョコレートブランドだ。1986年、ショコラティエのミカエル・グロンルッケによって創設されたブランドで、子どものおやつとしてとらえられていたチョコレートを、高級食品として同じレベルに引き上げることを目標にスタートした。従来のチョコレート商品に多く使われていた人工の甘味料や素材を極力使わず、カカオ豆や砂糖、アーモンドやナッツなど素材を信頼できる農家から取り寄せることに注力。世界中を飛び回りながら、おいしい原材料を取り寄せて生まれた商品はすべて100%オーガニックの素材のみによって作られ、安心して食べられ、かつ味わい深いチョコレートとしてブランドを確立している。この「サマーバードオーガニック」の大ファンだったというデンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ バーグマンが、アジア初のショップをここ青山にオープンさせた。本国にあるショップのデザインを踏襲し、デンマークの雰囲気を感じながら、質の高いチョコレートの数々を味わうことができる。

サマーバードとは、デンマーク語で蝶々を指す言葉を英訳したもの。自然からインスピレーションを得て生まれた商品は、美しい見た目と素材の良さが感じられる軽やかな食べ心地が特徴だ。蝶々をかたどったチョコレート「サマーバード」はブランドスタート時からラインナップしている人気の商品。プラリネやアンバーフレーバーなどが揃う。「サマーバード オーガニック」のチョコレート本来の味を存分に楽しみたいなら、チョコレートバーがおすすめ。ペルーやドミニカ共和国で出会ったカカオ豆の個性を引き出し、配合率を変えながら４種類の味わいを楽しめる。また、バレンタインに向けて、一口サイズのチョコレートが4種類のアソートメントで入ったギフトボックスも登場。ニコライ バーグマンがデザインしたフラワーボックスに入った、華やかなアイテムだ。

南青山のショップにはラボを併設。ここでは、デンマークの伝統的なお菓子「クリームキス」をショコラティエが一つずつ作っている様子を間近に見ることができる。サマーバードの「クリームキス」は、香ばしいアーモンドペーストのマジパンにふわふわのメレンゲクリームをのせ、チョコレートでコーティングしたもの。カリカリッとした軽い食感に、ふわふわのクリームが口の中に広がる。存在感のある見た目よりも口当たりが軽く、食べやすいので男女共に高い人気を誇る。本国では約60gのサイズがスタンダードだが、日本用に一回り小さい「ミニクリームキス」を販売。また、店内ではイートインスペースも用意。サマーバードのショコラが１粒から食べられるほか、オーガニックのチョコレート使ったチョコレートドリンクや、オーガニックコーヒー、オーガニックティーなどドリンクもある。店内ではデンマークの名窯、ロイヤル コペンハーゲンの器にのせて提供している。