&ima-1- 写真を愉しむ
横浜の新空間「&ima」

“写真”がある生活

デジタル一眼レフやミラーレス一眼やフィルムカメラなどの他、スマートフォンカメラの高スペック化のおかげで、私たちは日常的に写真を撮影する機会が格段に増えた。それに加えて、撮影した画像データをSNSやメールで簡単に共有できる時代になり、今や写真は私たちにとって身近なコミュニケーションツール。そんな写真を日常的にもっと楽しめるよう提案している写真雑誌が『IMA』だ。世界中のフォトグラファーの新しい写真表現や、写真の歴史を紐解いていく季刊誌。その世界観を立体化したコミュニケーションスペース「&ima」は、六本木IMA CONCEPT STOREに次いで2店舗目となる総合施設だ。

普段の生活の中で、写真をより愉しむサービスを提供している。六本木IMA CONCEPT STOREは写真ファンが多く集える場所として人気だが、今回の&imaは写真にあまり詳しくない人でも気軽に楽しめるサービスがたくさん。ポラロイドカメラなど、プロでなくても簡単に愉しめるカメラのラインナップに加え、スマートフォン周辺アクセサリーも揃える。例えば、スマートフォンユーザーに人気の『INSTANT LAB』は、スマートフォンで撮影したデータをインスタントフィルムに現像することができ、デジタルとアナログの両方を楽しめるガジェットとして人気。

もちろん写真集や購入できる写真作品も充実。ファッション好きな人にもファンが多いフォトグラファーTim Walkerの写真集や、バイクやバスなど乗り物を独特のカラーリングで映し出すGötz Göppert、ヴィンテージ映画館を独自の視点で切り取るブルックリン在住のフォトグラファーFrank Bohbotなど新進気鋭作家による写真作品を取り扱う。写真は気軽に取り入れられるアート。1枚飾るだけで驚くほど空間の雰囲気が変えるパワーがある。側に置いて眺めていたいと思えるような一枚との出合いがありそうだ。

“写真”を体験する

&imaののLIVINGには、様々な写真体験ができるスペースがある。『The Bubble shop』は、マシンに埋め込まれた9台の高速スキャナでユーザーの顔データを読み込み、その場で髪型や服装を自由に組み合わせ、3Dフィギュアを作ることが出来るサービス。&imaオリジナルデザインのコスチュームは18種類。価格は5,000円台から1万円程度。また、&ima施設内のカメラで撮影したデータやストックフォトを利用してiPhoneケースやマグカップ、トートバッグなどに謝しデータを載せてオリジナルアイテムを作ることができるサービスのほか、注目の『エディブルプリント』のサービスもある。こちらは可食（エディブル）インクジェットプリンタを使い、アイシングクッキーにプリントできるというもの。子供の誕生日の記念や、メッセージを入れてプレゼントにもぴったりだ。

『FIGUREME』は、360度回転する台で全身を撮影し、「デジタルフィギュア」を作ることが出来る撮影サービス。360度写真はURLがQRコード化され、スマートフォンやiPadで簡単にアクセス可能となり、メールやSNSで友達とシェアもできる。鏡の前に立つだけでオリジナルセルフィーが撮影できるサービスも。一人で愉しむのはもちろん、家族や友人と一緒に、など色々なシチュエーションで愉しめる&imaは、“写真”を通して、新しいコミュニケーションの幅を広げてくれそうだ。