Fashion
ニュー・ライフスタイルショップ-1-青山骨董通りの新アドレス
1LDK AOYAMA HOTEL
人気のセレクトショップ1LDKが9月26日に6店舗目となるショップ「1LDK AOYAMA HOTEL」をオープンさせた。NONE-DAILY LIFE IN THE DAILY LIFE(日常の中の非日常)をコンセプトに、ニュースタンダードを提唱する1LDKが作り出したホテル空間のショップとは? 内装と合わせて、アイテムラインナップやオリジナルグッズを紹介する。
ホテルをイメージした内装
メンズアパレルのセレクトショップとして中目黒で1号店をオープンして以降、1LDK annex、1LDK aoyama heights.、1LDK apartments.、1LDK/DEPOT.とコンセプトごとに多面的なアプローチを展開している1LDK。その人気セレクトショップが最新店舗「1LDK AOYAMA HOTEL」を9月26日に青山骨董通りにオープンさせた。
新店は名前の通り「ホテル」をテーマとした2階建ての空間で、「優雅」な時間と「驚き」を提供している。1階はゲストを迎えるロビー。メープルの大きなカウンターとハンス・J・ウェグナーのデイベッドがゆったりと配置され、訪れる人を迎える。スタッフの案内で「客室」と呼ばれる2階へ向かうまでの、この「ひと呼吸」が「優雅」な時間を生み出しているようだ。
今回、設計・施行を行ったのはインテリアデザイナーであり、埼玉・熊谷で複総合施設『NEWLAND』を主宰するdessenceの山本和豊氏。「ホテル」という格式を感じさせるテーマでありながら、扉を開けると全面鏡が現れたり、壁の変わりにピッチの大きい格子で抜けのある空間を作り出すなど、遊び心のある演出で驚きを与えてくれる。客室とされるスペースは3つに分かれているものの、空間全体は一つで繋がっているので、自由に行き来しながら買い物を楽しむことができる。また、いい意味で死角が多く、人の気配と少し距離を置きながら、自分のペースで買い物を楽しめる。
視点を変えながら見せるディスプレイ
空間は「ホテル」をテーマにしつつも、1LDKらしいアイテムセレクト基準は変わらない。1つ1つにこだわりとストーリーがあるブランドや、長く愛されて続けているデイリーユースなアイテムが並ぶ。シーズンやトレンド、年齢に左右されない、上質なモノ造りをテーマにした1LDKのオリジナルブランド、UNIVERSAL PRODUCTS(メンズ)、MY(レディース)も揃える。
1LDKではメンズ、レディース合わせて、国内外問わず数多くのアパレルブランドを取り扱うが、実はブランド別にラックに並べるのではなく、丈やカラーグラデーションごとにディスプレイしているという。「ブランド」というカテゴリだけではない、モノそのものをニュートラルな視点で買い物を楽しめる1LDKならではの仕掛けだ。
また、メガネやシューズなど服飾小物と合わせて、リップバームやヘアコームなど身だしなみアイテムもラインナップ。他には、IFNi ROASTING&Co.のコーヒーやFar Leaves Teaの紅茶など日常の時間を豊かにさせてくれるアイテムも。毎日使い、目に触れる日用品・日用雑貨にこそ、こだわりが感じられ、長く愛用できるアイテムを選びたいという人に応えるセレクトだ。
1LDK AOYAMA HOTELオリジナルアイテム
ホテルのアメニティやグッズをイメージしたアイテムが展開されているのもこちらの店舗ならでは。Hender Scheme別注のキーホルダーは、クラシックホテルのキーを思わせる、どこか懐かしいフォルムながら、表と裏になめしの革が施されたスマートな印象。また、長年愛されるペンのスタンダード、「BIC」はホワイトとネイビーの2色展開にショップロゴが入り、自分用にもプレゼントにも人気が高い。その他、歯ブラシやタオル、マグなど1LDK AOYAMA HOTELオリジナルグッズが揃う。
ホテルのテンションを味わいながら、普段の生活に使えるアイテムは、男女問わず好評だ。ゆとりのある空間で、いつもよりちょっと時間の流れをゆったりと感じながら買い物が楽しめる1LDK AOYAMA HOTEL。今後は、1階のスペースで様々なイベントや展示会を展開予定だそう。骨董通りに佇む青山の新アドレスにこれからも目が離せない。
1LDK AOYAMA HOTEL
東京都港区南青山6-8-18
03-5778-3552
営業時間 12:00〜20:00