Interior
鉄器 -2-日用品からアートまで
日本が誇るモダン鉄器
鉄器特集後編では、鉄腕、燭台からウォールアートまでさまさまなアイテムに注目。伝統的な文様を思わせる日本らしいモダンなフォルムの栓抜き、装飾をすべて削ぎ落とした美しい佇まいの器、シンプルながら圧倒的な存在感を放つ南部鉄の燭台、ババグーリデザインのミニマルな蚊取り線香入れ、小笠原陸兆氏がデザインしたブックエンド、南部鉄とウォールナットのコントラストが美しいテープカッターやジオメトリックなデザインの鉄製ウォールアートをピックアップした。
《栓抜き》
ババグーリデザインの栓抜きは、“丸”を組み合わせた雪だるまののような独特なフォルム。釜定の栓抜きは、伝統的な文様を思わせる日本らしいモダンなデザイン。テーブルやキッチンに飾りたくなるモダンな栓抜き。
《鉄椀・ボウル》
装飾をすべて削ぎ落とした南部鉄の器。フォルム自体がデザインと言えるこの上なく美しい佇まいで、薄い繊細な仕上げも魅力。食卓にはもちろん、花器や小物入れにも向く。鉄という素材自体のもつ存在感が表現された作品。
《箸置き》
ババグーリデザイン、シンプルを極めた正三角形の箸置き。漆黒仕上げの黒と、ベンガラで色付けされた茶の2色展開。テーブルの名脇役となる箸置きは、シンプルで力強い存在感のあるものがよい。
《燭台》
宮伸穂氏デザインのシンプルながら圧倒的な存在感を放つ南部鉄燭台。昔から使われていた伝統的な手燭を、現代の生活に合うようにデザインされたモダンな燭台。丸い皿と華奢な脚のバランスが秀逸。中の芯を取り外せるので、キャンドルだけでなくお香や線香をたてることもできる。
《蚊取り線香入れ》
不規則に空いた小さな穴が印象的な蚊取り線香入れ。蓋を被せれば蚊取り線香を隠すことができるミニマルなデザインなので、置く場所を選ばないで使える。使うほどに鉄肌の落ち着いた味わいや光沢が増し、経年変化も楽しめる。
《ブックエンド》
モダンな作品を得意とする鋳鉄作家、小笠原陸兆氏がデザインしたブックエンド。モダンな曲線が印象的で、オブジェとしても様になる佇まい。そのまま飾っても、本を挟んでも美しい姿になるようにデザインされている。重量のある鉄のブックエンドは、たくさんの本を挟んでも安定感がある。
《テープカッター》
小泉誠氏がデザインした南部鉄のテープカッター。美しいウォールナットの木肌がアクセントになったシンプルなフォルム。コンパクトなサイズながら鉄ならではの重さで安定感があり、片手でもテープを引き出すことができる。
《Wall Deco・Grid Box》
ジオメトリックなデザインの鉄製ウォールアートと、規則的なグリッドデザインでつくられたボックス。ボックスはガラス板やクッションを組み合わせればテーブルや椅子としても使える。柴田文江氏デザインの「Fe」は、鉄の持つ重たいというイメージを払拭し、素材を自由にしたいという想いから生まれた新感覚の鉄ブランド。
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