Interior
サイドテーブル -1-美しく機能する
モダンなサイドテーブル
ベッドサイドテーブルやソファ脇のコーヒーテーブル、エントランスやホールのミニテーブルとして活躍するサイドテーブル。前編では、機能性だけでなく空間のアクセントになるモダンなデザインに注目。ロンドンのデザインブランドe15による真鍮製のサイドテーブル、ケーキスタンドのようなトレイスタンド、サイドテーブルとスツールの二役をこなすフリップアラウンドチェア、ハイメ・アジョンがデザインした繊細かつ大胆なフォルムのサイドテーブル、キャンティレバー構造のサイドテーブルなど、インテリアの名脇役となるモダンなサイドテーブルをピックアップ。
《HABIBI》
銅製のミニマルなサイドテーブル「HABIBI(ハビビ)」。すべての工程を手仕事で鍛え磨かれたハンドメイド。使っていくうちに銅ならではの深い艶が出て、経年変化も楽しめる。天板はフレームから取り外せるのでトレーとして使うことも。e15は、1995年にロンドンにて建築家のフィリップ・マインツァーとプロダクトデザイナーのフロリアン・アッシェによって設立されたブランド。
《PIZZA TABLE》
「PIZZA TABLE」は、その名の通り、テーブルのエッジがピザを思わせるように柔らかく膨らんだデザイン。幾何学的に組まれたスティールフレームがアクセント。テーブルを置いた空間にグラフィカルな影を描くアートのような仕掛けも魅力。日本を代表するプロダクトデザイナー深澤直人によるデザイン。
《TRE SIDE TABLE》
オーク材とスチールを組み合わせた「TRE SIDE TABLE(トレ サイド テーブル)」は、個性的な3本脚が特徴。スチールジョイントで固定された脚はそれぞれ長さが異なり、1本はそのまま天板の支柱として、残る2本は脚に角度を付けることで天板が宙に浮いた構造をつくり出す。ソファやベッドの脇からかぶせて使うこともできる。パウダーコーティングのマットな質感、ミニマルに薄く仕上げられたスチール天板、丸みのないストレートな脚でデザインされたモダンなサイドテーブル。建築家、芦沢啓治によるデザイン。
《STEWARD》
ケーキスタンドを思わせるサイドテーブル。18世紀のフランスで生まれたétagère(飾り棚)という小物をディスプレイする段重ねの棚からインスピレーションを得てデザインされたもの。当時はダイニングテーブルの上に置いてケーキや果物などの食べ物をのせるトレイとして使用されていた。「STEWARD(スチュワード)」は、étagèreのデザインを継承した大型のトレイスタンドで、サイドテーブルとして直接床に置いて使用。段重ねになっているのでソファに座っても、床に座っても手が届きやすい。
《Flip Around Chair》
一つで二役こなす「Flip Around Chair(フリップアラウンドチェア)」。その名の通り座面を“ひっくり返す”ことでスツールがサイドテーブルに早変わり。ありそうでなかったユニークな新発想から生まれたサイドテーブル。天然木のアッシュ材と黒いプラスチックという異素材を組み合わせたモダンなデザイン。デンマークの若手建築家ユニットNorm Architects(ノームアーキテクツ)によるデザイン。
《Yeh Wall Table》
デンマーク王室御用達ブランドmenuによるミニマルなサイドテーブル。「Yeh Wall Table(ヤーウォールテーブル)」は、90度に曲げられた円形天板の一部を壁に立て掛けることで自立する。二本脚のシンプルな構造美と温かく洗練された色合いが魅力。ベッドサイドテーブルやソファ脇のコーヒーテーブルに、またコンソールテーブルとして花やオブジェを飾っても。台湾に拠点を置く若手デザイナーKenyon Yeh(ケニヨン ヤー)によるデザイン。
《Tray Table》
スレンダーなスチールフレームにスクエアトレイの天板を乗せた小さなサイドテーブル。天板は取り外しできるのでトレイとしても利用できる。コンパクトなサイズなのでリビングやベッドサイドだけでなく、バルコニーや玄関などの省スペースにも。エッジの立ったミニマルなディテールとシンメトリーなフォルムが魅力。北欧モダンデザインをリードしている注目のブランドHAY(ヘイ)によるデザイン。
《PIÑA Low Table》
スペインの奇才ハイメ・アジョンによる繊細かつ大胆なフォルムのサイドテーブル。素材の持つ可能性を最大限に発揮するため、マジス社ではワイヤーを編むロボットの開発から着手し、ハイメが描く豊かな表現力を、実用性の高いテーブルにつくりあげた。「PIÑA(ピーニャ)」は、スペイン語でパイナップルを意味し、フレームの形から連想して名付けられた。アッシュ天板の屋内仕様とHPL天板の屋外仕様の2種から選べる。
《FORTY FORTY》
すべての辺が40cmでデザインされたスチールフレームのサイドテーブル「FORTY FORTY」。ジオメトリックなフォルムとポップ過ぎない上品なカラーが魅力。スタッキングが可能なので、組み合わせればオリジナルのシェルフにも。ドイツの建築家Ferdinand Kramer(フェルディナンド クラマー)が1945年にデザインしたもの。
《FARALLON SIDE TABLE》
スチールパイプによるキャンティレバーのサイドテーブル。曲げたスチールパイプの曲線に沿って、天板の一端が丸みをおびたデザインが特徴。どの角度から見ても美しい完璧なフォルムが秀逸。複数をグラフィカルに並べたり、大小2種類を重ねて設置しても。数々の受賞歴を誇る若手デザイナー、Yves Behar(イヴ・ベアール)によるデザイン。
shop list
クワノトレーディング 03-5825-3053
CIBONE Aoyama 03-3475-8017
Generate Design 03-6320-5691
haluta kanda 03-5295-0061
Magis Japan 0120-945-512
マークスインターナショナル 03-6861-4511
ロイヤルファニチャーコレクション 03-3593-3801
商品価格は、消費税別の本体価格です。