ベッドサイドテーブルやソファ脇のコーヒーテーブル、エントランスやホールのミニテーブルとして活躍するサイドテーブル。前編では、機能性だけでなく空間のアクセントになるモダンなデザインに注目。ロンドンのデザインブランドe15による真鍮製のサイドテーブル、ケーキスタンドのようなトレイスタンド、サイドテーブルとスツールの二役をこなすフリップアラウンドチェア、ハイメ・アジョンがデザインした繊細かつ大胆なフォルムのサイドテーブル、キャンティレバー構造のサイドテーブルなど、インテリアの名脇役となるモダンなサイドテーブルをピックアップ。
《HABIBI》
サイドテーブルとしても、トレーとしても使用できる。また、同シリーズで真鍮製も展開。
HABIBI φ370 H470mm ¥200,000 e15/CIBONE Aoyama
銅製のミニマルなサイドテーブル「HABIBI(ハビビ)」。すべての工程を手仕事で鍛え磨かれたハンドメイド。使っていくうちに銅ならではの深い艶が出て、経年変化も楽しめる。天板はフレームから取り外せるのでトレーとして使うことも。e15は、1995年にロンドンにて建築家のフィリップ・マインツァーとプロダクトデザイナーのフロリアン・アッシェによって設立されたブランド。
《PIZZA TABLE》
ジオメトリックなスチールフレームが印象的。 PIZZA TABLE H450(ホワイト・ダークブラウン) W460 D460 H450mm 各¥28,000 PIZZA TABLE H700(ホワイト・ダークブラウン) W460 D460 H700mm ¥32,000 以上NAOTO FUKASAWA/Magis Japan
「PIZZA TABLE」は、その名の通り、テーブルのエッジがピザを思わせるように柔らかく膨らんだデザイン。幾何学的に組まれたスティールフレームがアクセント。テーブルを置いた空間にグラフィカルな影を描くアートのような仕掛けも魅力。日本を代表するプロダクトデザイナー深澤直人によるデザイン。
《TRE SIDE TABLE》
交差した3本の脚は、見る方向によって表情も変わる絶妙なデザイン。
TRE SIDE TABLE(ホワイト・ブラック) φ420 H475mm 各¥15,000 DUENDE/マークスインターナショナル
オーク材とスチールを組み合わせた「TRE SIDE TABLE(トレ サイド テーブル)」は、個性的な3本脚が特徴。スチールジョイントで固定された脚はそれぞれ長さが異なり、1本はそのまま天板の支柱として、残る2本は脚に角度を付けることで天板が宙に浮いた構造をつくり出す。ソファやベッドの脇からかぶせて使うこともできる。パウダーコーティングのマットな質感、ミニマルに薄く仕上げられたスチール天板、丸みのないストレートな脚でデザインされたモダンなサイドテーブル。建築家、芦沢啓治によるデザイン。
《STEWARD》
2段と3段タイプ。ティーセットと本を置いて読書の時間を楽しんだり、ちょっとした小物を置いたり。
STEWARD 3(ホワイト・ブラック) φ265・370・495 H900mm(table top:H770mm)各¥32,000 STEWARD 2(ホワイト・ブラック) φ370・495 H695mm(table top:H565mm)各¥27,500 以上NORRMADE/ロイヤルファニチャーコレクション
ケーキスタンドを思わせるサイドテーブル。18世紀のフランスで生まれたétagère(飾り棚)という小物をディスプレイする段重ねの棚からインスピレーションを得てデザインされたもの。当時はダイニングテーブルの上に置いてケーキや果物などの食べ物をのせるトレイとして使用されていた。「STEWARD(スチュワード)」は、étagèreのデザインを継承した大型のトレイスタンドで、サイドテーブルとして直接床に置いて使用。段重ねになっているのでソファに座っても、床に座っても手が届きやすい。
《Flip Around Chair》
座面をひっくり返えせばトレイに、そのまま使えばスツールに。もちろんスツールをサイドテーブルとして利用しても。
Flip Around Chair φ350 H460mm ¥35,000 Norm Architects/Generate Design
一つで二役こなす「Flip Around Chair(フリップアラウンドチェア)」。その名の通り座面を“ひっくり返す”ことでスツールがサイドテーブルに早変わり。ありそうでなかったユニークな新発想から生まれたサイドテーブル。天然木のアッシュ材と黒いプラスチックという異素材を組み合わせたモダンなデザイン。デンマークの若手建築家ユニットNorm Architects(ノームアーキテクツ)によるデザイン。
《Yeh Wall Table》
壁に立て掛けることで自立し、美しく機能してくれる。
Yeh Wall Table(モスグリーン・ライトグレイ・ヌード) W320 D400 H525mm 各¥22,000 以上menu/Generate Design
デンマーク王室御用達ブランドmenuによるミニマルなサイドテーブル。「Yeh Wall Table(ヤーウォールテーブル)」は、90度に曲げられた円形天板の一部を壁に立て掛けることで自立する。二本脚のシンプルな構造美と温かく洗練された色合いが魅力。ベッドサイドテーブルやソファ脇のコーヒーテーブルに、またコンソールテーブルとして花やオブジェを飾っても。台湾に拠点を置く若手デザイナーKenyon Yeh(ケニヨン ヤー)によるデザイン。
《Tray Table》
スタッキングできるので、複数を積み重ねてシェルフとしても。同シリーズの異なったサイズとの組み合わせも可能。
Tray Table Small Square(ブラック・ホワイト) W300 D300 H340mm 各¥24,000 ともにHAY/haluta kanda
スレンダーなスチールフレームにスクエアトレイの天板を乗せた小さなサイドテーブル。天板は取り外しできるのでトレイとしても利用できる。コンパクトなサイズなのでリビングやベッドサイドだけでなく、バルコニーや玄関などの省スペースにも。エッジの立ったミニマルなディテールとシンメトリーなフォルムが魅力。北欧モダンデザインをリードしている注目のブランドHAY(ヘイ)によるデザイン。
《PIÑA Low Table》
PIÑA Low table(ブラック) φ400 H470mm ¥50,000 JAIME HAYÓN/Magis Japan
スペインの奇才ハイメ・アジョンによる繊細かつ大胆なフォルムのサイドテーブル。素材の持つ可能性を最大限に発揮するため、マジス社ではワイヤーを編むロボットの開発から着手し、ハイメが描く豊かな表現力を、実用性の高いテーブルにつくりあげた。「PIÑA(ピーニャ)」は、スペイン語でパイナップルを意味し、フレームの形から連想して名付けられた。アッシュ天板の屋内仕様とHPL天板の屋外仕様の2種から選べる。
《FORTY FORTY》
FORTY FORTY W400 D400 H400mm ミント・ライトブルー 各¥65,000 シグナルホワイト ¥55,000 以上e15/CIBONE Aoyama
すべての辺が40cmでデザインされたスチールフレームのサイドテーブル「FORTY FORTY」。ジオメトリックなフォルムとポップ過ぎない上品なカラーが魅力。スタッキングが可能なので、組み合わせればオリジナルのシェルフにも。ドイツの建築家Ferdinand Kramer(フェルディナンド クラマー)が1945年にデザインしたもの。
《FARALLON SIDE TABLE》
FARALLON SIDE TABLE(ブロンズ・ホワイト・グレー) 大 W400 D400 H700mm ¥67,000 小 W400 D350 H400mm ¥60,000 以上DANESE/クワノトレーディング ひとつでも、複数並べても、重ねても美しいフォルムをつくる。
スチールパイプによるキャンティレバーのサイドテーブル。曲げたスチールパイプの曲線に沿って、天板の一端が丸みをおびたデザインが特徴。どの角度から見ても美しい完璧なフォルムが秀逸。複数をグラフィカルに並べたり、大小2種類を重ねて設置しても。数々の受賞歴を誇る若手デザイナー、Yves Behar(イヴ・ベアール)によるデザイン。
商品価格は、消費税別の本体価格です。