Interior
Trolley −2−創造的なワークスペースに
モードなワゴンをリコメンド
朝食やティータイムの相棒に、キッチンやデスク周りの収納や、お気に入りの植物を飾るディスプレイシェルフとして、さまざまな表情を見せるワゴン。後編では、クリエイティブな空間にオススメのミニマルなデザインに注目。バウハウスを継承するテクタのトロリー、3本脚のガラスワゴン、薄さ、強さ、美しさを備えたスチールワゴン、イタリアンデザインを代表する名作ボビーワゴン、アントニオ・チッテリオによるカルテルのフォールディングトロリーなど、モードなワゴンをピックアップ。
《M4R TROLLY》
20世紀初頭にドイツで生まれたバウハウスデザインを正確に継承するブランド、TECTA(テクタ)社のスチールワゴン。シルエットとディテールにドイツの美意識を感じる端正なデザイン。本格的な車輪がアクセントになった完璧なプロポーションで、バウハウスらしい独創的な存在感を放つ。
《KARUSSELL TWO》
手吹きガラスによる3本脚のワゴン。カルーセルはドイツ語で回転木馬のこと、今にも踊り出しそうなネーミングが印象的。モノを収納して運ぶだけでなく、花や植物を飾っても。Pulpo(プルポ)は、2006年にスタートしたドイツのインテリアプロダクトブランド。
《MATEGOT TROLLEY》
ミッドセンチュリーのフランスで活躍したデザイナー、 マシュー・マテゴがデザインした名作トロリーが復刻。マテゴデザインを象徴するパンチングメタル、繊細なフレーム、ノスタルジックな色合いが魅力。雑誌や新聞用のホルダー付きなので、優雅な朝食やティータイムを過ごすとこができる。Gubi(グビ)は、1967年創業のデンマークの家具メーカー。
《PEPE》
薄さ、強さ、美しさを備えたスチールワゴン。大きなスチール板で囲むように仕上げた大胆かつシンプルなフォルムで、マットな質感、丸みのあるエッジ、直線×曲線のバランスが絶妙なデザイン。堅牢で機能的なので、細かな文具や大きな書類、重い工具を収納するワークスペースにぴったり。
《TRANSIT》
垂直方向に伸びたハンドルが、凛とした雰囲気を漂わせる美しいワゴン。レバーの役割も兼ねたハンドルを引いて折り畳むことができる。部材を最小に極力薄く仕上げられたキャスターや、ディティールまで計算されたスチールフレームがデザインの完成度を高めている。美しいカトラリーのデザインで知られるイギリス人デザイナー、デビット・メラーによるもの。
《360°CONTAINER》
アルミニウムの軸を中心に、トレイを360°回転させて出し入れできるコンテナ。ユニークな構想でつくられたミニマルなフォルム。トレイは光沢のあるABS樹脂、キャスターも同色に仕上げられた丁寧なデザイン。レッド、オリーブグリーン、オレンジ、ホワイト、ライトグレー、ブラックの6色展開。コンスタンチン・グルチッチによるデザイン。
《Boby Wagon》
イタリアンミッドセンチュリーで活躍したジョエ・コロンボによるボビーワゴン。ワンプッシュで開くトレイ、棚、ポケットに、さまざまな形状やサイズのモノを収納できる。プラスティックの特性を活かしたデザインとカラーが魅力。MoMAのパーマネントコレクションにも選定され、誕生から40年を経た今でもイタリアンデザインを代表する名作として、世界中から支持されている。
《Folding Trolley》
ドイツの日用品メーカー、LEIFHEIT(ライフハイト)社のフォールディングトローリー。無駄を省いたシンプルなフォルムで、耐荷重30kg、折り畳むと約7.5cmになり自立する。ドイツらしい質実な機能美を感じさせるデザイン。キッチンワゴンやサイドテーブル、作業台としてもオススメ。ニューヨーク近代美術館永久収蔵品。
《Gastone》
イタリアを代表するデザイナー、アントニオ・チッテリオによるフォールディングワゴン。マットな質感のプラスティックトップと、ゆるやかなラインを描くメタルフレームに、伸縮性のある蛇腹式パーツがアクセントになったエレガントで力強いデザイン。折り畳むと23cmになり、その佇まいも美しい。
shop list
ACTUS 03-5269-3207
hhstyle.com 青山本店 03-5772-1112
カルテルショップ青山 03-5468-2328
CIBONE Aoyama 03-3475-8017
free design 0422-21-2070
マークスインターナショナル 03-6861-4511
Magis Japan 0120-945-512
MUSE JAPAN 03-5797-9896
商品価格は、消費税別の本体価格です。