Interior
デスクアクセサリー −2−毎日使う文房具は
さりげなくセンスのいいものを
デスクアクセサリー後編では、海外ブランドの文房具を特集。ドイツ製の質実剛健なバインダー、アメリカで昔から愛されていたクラシカルな鉛筆削り、多くのアーティストたちを魅了した伝説的な鉛筆、スペイン生まれの真っ黒な消しゴム、イタリアの老舗ココイーナのスティック糊、アメリカ製のブックダーツ、ドイツ、ライツ社の美しいステープル、フランス製のクラシカルなメモパッド、A4サイズの紙をまとめておくことができるスナップパッドなど、インポートならではのオシャレなステーショナリーをご紹介。
《binder》
ドイツ製の質実剛健なバインダー。1920年代にドイツWALLER(ヴェラー)社がバインダーの製造に着手。専用棚のフックに掛けるための金属パーツがあるバインダーは、病院のカルテの整理にも使用されてきたもので、バインダーの背に貼られたラベルは、アルファベット順に並べるためのガイド。厚手のマーブルカートンにレバーアーチ式の綴じ金具を採用。
《鉛筆削り》
アメリカで昔から愛されていた鉛筆削りBOSTONのデザインを引き継いだRanger55。重厚感のあるクラシカルな趣きを楽しみつつ、手動ならではの削る感触を手や耳で感じることができる。フロントのダイヤルを回すことで8種類の直径の鉛筆に対応。本体はビスで天板や壁に固定できる。
《BLACKWING》
かつて多くのアーティストたちを魅了していた伝説的な鉛筆が復刻。1922年にドイツで創業したEberhard Faber(エバーハード・ファーバー社)が、1930年代から1998年まで製造販売していたBLACKWING(ブラックウィング)は、当時そのデザイン性と書きやすさに人気を集めた。復刻に際してさまざまなテストを重ね、徹底的に書き味にこだわり、2010年にBLACKWING、2011年にBLACKWING 602が発表された。滑らかな書き心地はもちろんのこと、消しゴムや金具など細かなディティールに至るまで拘ったそのルックスに惹かれる。
《消しゴム》
スペインのステーショナリーメーカー、Factis(ファクティス)のお洒落な消しゴム。真っ黒な本体に、ブランドロゴと製品名を白文字で刻印したミニマルなデザイン。日本ではあまり見ることのない黒い消しゴムは、汚れが目立ちにくいという利点も。デスク上に出しっぱなしでも様になるデザインはインポートアイテムならでは。
《スティックのり》
お洒落なリップスティックを思わせるスティックのり。coccoina(ココイーナ)は、1927年にでんぷんを主成分とした缶入り糊の販売開始、以来イタリアで90年もの間愛され続けている。今でもMade in Italyにこだわり、天然成分の昔ながらの糊を製造。使うときにはほんのりと甘い香りも楽しめて、封筒の糊付けなど単純な作業が楽しくなりそう。
《BOOK DARTS》
ミニマルなフォルムが目を引くアメリカ製のクリップ。ピンポイントでマークできるよう先端はダーツのように尖ったデザイン。そして極薄なのでたくさん使用してもかさばらないのがポイント。本のしおりやクリップとして、また、手帳の付箋代わりにつかうことも。あたたかみのあるブロンズとクールなステンレス、気分や好みに合わせて選べるのも嬉しい。
《staples》
ステープルの古典的名作といわれる美しいホチキス。120年以上もの歴史を誇るドイツの事務用品ブランドLEITZ(ライツ)のLEITZ JUWEL(ライツ・ジュエル)は、安全性と耐久性に優れ、手に持ったときに扱いやすく、約20枚の紙を綴ることができる本格派で、性能を国際的に認証する“GSマーク”と“DGUV Test”が与えられている。そして、なんと言ってもそのルックス!無骨でシンプルな美しさに惹かれる。専用の換え針はGENERAL VIEWで購入可能。
《DESK PAD MEMO》
メタルの台座にネジ式のクラシカルなメモパッド。高級ホテルのフロントにありそうな重厚感のあるノスタルジックなデザインで、ひとつ置くだけでいつものデスクトップを少し特別な気分にしてくれる。メモ用紙にはミシン目があり、切り離しがスムーズ。ネジを取り外してリフィルと入れ替え可能。EXACOMPTA(エグザコンタ)は、1928年創業のフランスの老舗文具メーカー。
《SNAP PAD》
A4サイズの紙をひとつにまとめておくことができるスナップパッド。使い方はコピーの裏紙などにパンチで穴を開けて留めるだけで、コピー用紙約100枚が収まる。テント地にも採用されているプレスコットンという味わいある生地と深い色合いがお洒落。メモ帳に丁度いいA5サイズやオリジナルのブルーの1mm方眼用紙も展開。POSTALCO(ポスタルコ)は、NYでバッグデザイナーだったマイク・エーブルソンが、A4サイズの書類ケースを持ち合わせの布と革で作ったことからスタートしたブランド。
shop list
GENERAL VIEW
CIBONE Aoyama 03-3475-8017
DELFONICS WEB SHOP 0120-987-103
リビング・モティーフ 03-5575-8980
商品価格は、消費税別の本体価格です。