Interior
ラウンジチェア −1−プライベートな空間に
モードなチェアをプラス
プライベートな空間のマストアイテム、ラウンジチェアを特集。前編は、インテリア界のトレンドセッター、パオラ・ナヴォーネによるラウンジチェアや、コンスタンティン・グルチッチが手がけたユニークなイージーチェア、BKFチェアから新たに登場したシープスキン仕様、ハイメ・アジョンによるラウンジチェア、ドイツの気鋭ブランドe15によるラウンジチェアなど、インパクトのあるモダンなデザインをご紹介。お気に入りの一脚を見つけて、自分だけの優雅なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
《GRAY》
イタリアデザイン界のトレンドセッターとして知られるパオラ・ナヴォーネによるラウンジチェア「GRAY」は、グスタビアン様式とスカンジナビアンスタイルをモダンに解釈した存在感のあるデザイン。立体感のあるモコモコのシートや、エッジのトリミングが効いたシートなど、座面の素材によってさまざまな表情を楽しめる。
《Sam Son》
コンスタンティン・グルチッチが手がけたイージーチェア「サムソン」は、マンガに登場する強い腕力をもつキャラクターがヒントになったというユニークなデザイン。特徴的なU字の背もたれは、内部が空洞でクッション性があるため快適な座り心地を与えてくれる。インパクトがありながらも、決して子供ぽくない佇まいは、グルチッチの卓越したセンスによるもの。
《BKF CHAIR》
バタフライチェアの愛称でも有名な「BKFチェア」は、3人のアルゼンチン人デザイナー、Antonio Bonet(アントニオ・ボネット)、Juan Kurchan(フアン・クルチャン)、Jorge Ferrari Hardoy(ホルヘ・フェラーリ=ハードイ)によってデザインされ、それぞれの頭文字をとって名付けられた。スチールフレームとレザーというシンプルな構造が特徴で、大きなレザーシートに包み込まれるようなゆったりとした座り心地が堪能できる。これからの季節にはあたたかなシープスキンをプラスしても。この秋には、ふわふわのシープスキン仕様のアイスランドマリポサも登場した。
《Lounger》
近年世界中から注目を浴びるスペインの鬼才ハイメ・アジョンによるラウンジチェアは、チャールズ&レイ・イームズの不朽の名作をハイメ流にリデザインしたファンタジックなチェア。回転式なので、自由に向きを変えることができ、体を包み込むようなハイバックのシートが、自分だけのプライベートな空間を楽しませてくれる。プライウッドとレザーのシックなデザインと、スチールとファブリックを組み合わせたポップなカラーを展開。
《EUGENE》
ドイツの気鋭ブランド、e15によるラウンジチェア「ユージーン」。木材だけでつくられたミニマルなチェアは、体が沿うように丸く曲げられた背もたれやリラックスできる快適な角度、低めの座面など、シートパッドなしでも快適な座り心地が楽しめように細部まで検討された設計。素材はオークベニヤとウォールナットベニヤから選べる。
《PIÑA Low Chair》
ハイメ・アジョンがマジスのためにデザインした「ピーニャ ローチェア」。パイナップルの表面のような凹凸のワイヤーフレームは、フレームを編むロボットの開発から着手し、複雑でありながら体に沿うこの形を実現させたもの。ふかふかのクッションと硬質なスチールワイヤーの組み合わせが斬新ながらも、ファブリックと同色に塗装されたフレームが上品。
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GERVASONI JAPAN 03-5413-3274
CIBONE Aoyama 03-3475-8017
TOYO KITCHEN STYLE 03-6438-1040
Magis Japan 0120-945-512
ロイヤルファニチャーコレクション 03-3593-3801
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