Interior
あたたかな飲み物でほっと一息紅茶の時間を豊かにする
素敵なティーポット
寒い冬の日は、あたたかな紅茶を淹れて穏やかな時間を過ごしたいもの。そして、お気に入りのティーポットがあると、お茶の時間がより一層楽しいものに。今回は、紅茶の本場イギリスの伝統的なティーポットや、バウハウスの思想をふまえたティーポット、日本の工房のガラスポットなど、8ブランドを厳選してご紹介。
《 Brown Betty 》
17世紀後半に誕生し、英国の家庭で長く愛され続けているブラウンベティのティーポットは、イギリスのスタッフォードシャーでとれる良質な赤土と、ダークブラウンのロッキンガム釉薬でつくられる伝統的な陶器。保温性・耐久性に優れ、安価であることから、日用品として普及し、イギリスの民藝ともいわれている。ブラウンベティの誕生により、かつてイギリスの上流階級のステータスとして広まった紅茶文化が、一般大衆にも普及した。
そしてこの度、LABOUR AND WAITからブラウンベティの新作が登場。注いだ時に水滴が漏れず、スタッキングもできるという機能が加わり、内部にはステンレスのストレーナーも付く。
伝統的な柄が魅力のティーコゼーは、ウェールズの120年以上続く伝統ある毛織工場が、LABOUR AND WAITのためだけにつくったもの。
そしてこの度、LABOUR AND WAITからブラウンベティの新作が登場。注いだ時に水滴が漏れず、スタッキングもできるという機能が加わり、内部にはステンレスのストレーナーも付く。
伝統的な柄が魅力のティーコゼーは、ウェールズの120年以上続く伝統ある毛織工場が、LABOUR AND WAITのためだけにつくったもの。
《 CORNISHWARE 》
1864年創業、英国T.G.グリーン社を象徴するストライプのシリーズ、コーニッシュウェアのティーポット。どこか懐かしさを感じさせる縞模様の陶器は時代を越えて愛され、 ロンドンデザイン博物館の20世紀のデザインアイコンのひとつにもノミネートされた。今ではイギリスだけでなく世界中にもコレクターが多い。
コーニッシュブルーは、コーンウォール地方の青い空と白い波をイメージして、ブルーとアイボリーの爽やかなボーダーに。コーニッシュレッドは、落ち着いたレッドと、あたたかみのあるアイボリーの組み合わせがノスタルジック。
コーニッシュブルーは、コーンウォール地方の青い空と白い波をイメージして、ブルーとアイボリーの爽やかなボーダーに。コーニッシュレッドは、落ち着いたレッドと、あたたかみのあるアイボリーの組み合わせがノスタルジック。
《 Price & Kensington 》
コロンとした丸いフォルムが印象的なイギリスの伝統的なティーポット。プライス&ケンジントンは、英国陶磁器の街として知られるストーク・オン・トレントで、 1896年にプライス兄弟によって誕生し、創立以来4代に渡り、伝統的で機能的な製品をつくり続けている。丸みを帯びたポットは、お湯を注ぐと茶葉がジャンピングしやすいので、おいしい紅茶を淹れることができる。
イギリスの老舗ニットブランド、ハイランド2000のティーコージーは、英国羊毛公社に認められた高品質なウールを使用し、ハンドフレーム手法によってたっぷりと贅沢に編み上げられたもの。古き良き時代の英国ニットの風格が魅力。
イギリスの老舗ニットブランド、ハイランド2000のティーコージーは、英国羊毛公社に認められた高品質なウールを使用し、ハンドフレーム手法によってたっぷりと贅沢に編み上げられたもの。古き良き時代の英国ニットの風格が魅力。
《 Ingegerd Raman 》
スウェーデンを代表するデザイナー、インゲヤード・ローマンによる、有田焼の陶器ブランド2016/(ニーゼロイチロク)のモダンなティーセット。エッジの効いたミニマムなフォルムのポットやカップは、単体でも、スタッキングしても、日常のどんな場面でも美しい佇まいを感じられるデザイン。また、それぞれの蓋は、カップソーサーやプレートとしての機能も合わせ持つ。有田焼の伝統と風格を感じるしっとりとした釉肌も魅力のひとつ。オールマイティなホワイトは、ビスケットと紅茶に、マットなブラックは、和菓子と日本茶にも合いそう。
《 Keramische Werkstatt Margaretenhohe 》
ドイツの陶芸工房マルガレーテンヘーエのオブジェのように美しいティーポット。丸みを帯びた特徴的なフォルムは、優美でありながらも彫刻的でミニマル、手仕事の跡を残しすぎない凛とした佇まいに惹かれる。東洋的で美しいブルーの釉薬も唯一無二。
マルガレーテンヘーエ工房は、1924年にバウハウスの影響下に設立。ディレクターの李英才(リー・ヨンツェ)は、ソウル芸術教育大学を卒業後、ドイツ・ヴィースバーデン芸術大学の彫刻科に通いながら陶芸を学び、ドイツでの生活に様々な刺激を受け、作品をつくり続けている。
マルガレーテンヘーエ工房は、1924年にバウハウスの影響下に設立。ディレクターの李英才(リー・ヨンツェ)は、ソウル芸術教育大学を卒業後、ドイツ・ヴィースバーデン芸術大学の彫刻科に通いながら陶芸を学び、ドイツでの生活に様々な刺激を受け、作品をつくり続けている。
《 Wilhelm Wagenfeld 》
いつかは欲しいと憧れるドイツ、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルドのティーセット。バウハウス出身の工業デザイナー、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルドが1931年にデザインを手掛けたティーシリーズは、バウハウスの造形思想をふまえ、耐熱ガラスのもつ実用性と繊細で美しい質感を生かして、すばらしいデザインと機能の融合に成功。彼の代表作であると同時にデザイン史上の傑作といわれている。現在では、ニューヨーク近代美術館を始め、世界中の美術館で永久展示をされている。
《 STUDIO PREPA 》
長野のガラス工房、STUDIO PREPAによる耐熱ガラスのティーポット。ガラスポットに、あけびの持ち手を組み合わせたシンプルなデザインは、日本の伝統的な急須をアップデートしたようなモダンな印象。注ぎ口には、デザインの邪魔にならない専用のステンレス製の茶こしが付く。
《 H.P.DECO 》
日本のガラス作家が手がける耐熱ガラスのティーポット。球状に近いコロンとしたフォルムが可愛らしいポットは、ジャンピング空間の確保、ガラスのストレーナー、液垂れしない注ぎ口など、見た目だけでなく、機能性にも徹底的に拘って制作されているそう。ガラス製のストレーナーは、茶葉の香りや汚れが付きにくく清潔を保てる。別売りのキャンドルウォーマーを使えば保温も可能。
shop list
H.P.DECO 03-3406-0313
カサラゴ 03-3987-3302
CINQ 0422-26-8735
ツヴィーゼル・ブティック代官山 03-3770-3553
2016株式会社 0955-42-2016
リビング・モティーフ 03-3587-2784
LABOUR AND WAIT TOKYO 03-6804-6448
商品価格は、消費税別の本体価格です。
cooperation : AWABBES・UTUWA