Hobby
湘南のサーファーズハウス海を気持ちよく楽しめる
カリフォルニアスタイルの家
「建築士の岩切剣一郎さんは、ご自身もサーファーということもあって、とてもいいコミュニケーションがとれました。実際に土地を見て描いてもらった家のスケッチが僕が思い描いていたバケーションレンタルの家のイメージ通りだったので、ほぼそのデッサン通りの家を作りました」
深い庇の下のウッドデッキのテラスは、かなり有効に活用しているスペースなのだそう。
「テラスに置いたアメリカ製のプロパンガスのバーベキューグリルは、友達が遊びに来た時に大活躍しています。窓を全開にすると、リビングとキッチンが連続した空間になるので、みんな自由に行き来して楽しんでくれてます」
空間を仕切らず家族でシェア
部屋の中は、ソファのあるタイルスペースと、一段高いフローリングのスペースで、ゆるやかに空間を分けている。
リビングの床材はオーク材の白カスをチョイス。
「床材を選ぶ時は、実際に裸足になって乗ってみました。足触りが軽くて、とても気に入っています」
真崎宅でドアで仕切られた部屋は今のところ寝室のみ。2階の10歳の海音(かいと)くんの部屋もオープンスペースになっている。
「勉強はリビングのテーブルでやってもらっています。仕事が忙しいこともあって、なるべくたくさんの時間、同じ空間で顔を合わせていたいので」と育子さん。
海音くんの部屋の隣はライブラリースペースになっている。
「雑誌で見たライブラリースペースの、落ち着いて本が読めそうな雰囲気がとてもよかったので、真似してうちにも作ってもらいました」
「2階の斜めの手摺りは、子どもが隙間から落ちそうなのが怖くて、間隔の狭いまっすぐなものに変えてもらったんです。でもやはり斜めのほうが雰囲気がよかったので、ワガママ言って戻してもらいました」
「本物の木なので、湿度の変化で家が軋む音が聞こえるんですが、それもいいんですよね。海の近くの家なので、時々ケルヒャーで水をかけて潮を落しています。休日に家の手入れをするのも楽しいです」
ビルトインガレージの棚には、スキーやキャンプ道具が収納されている。
「雨の日はここでサーフボードの手入れもできます」
他にも、サーフィンライフを楽しむための工夫が随所に施されている。海に行くときに鍵を持たずに行くためにオートロックにしたり、サーフボードの収納庫を設け、外にシャワーも。
「シャワーはお湯が出るようになっています。僕はお湯のリクエストした覚えがなかったので変だなと思っていたら、建築士の岩切さんが『僕は水だけより、お湯のシャワーを浴びたいから』と。時々うちに寄って、シャワーを浴びていくんです(笑)」