Design
家電で変わるライフスタイル新しいガジェットライフを提案
二子玉川 蔦屋家電
二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケットに、二子玉川 蔦屋家電がオープンした。エンターテインメント事業を展開してきたカルチュア・コンビニエンス・クラブが新たに展開する家電ショップとは? その全貌を前編、後編に分けて紹介する。
デジタルガジェットがもたらす
新しいライフスタイル
2015年5月。二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケットに、カルチュア・コンビニエンス・クラブが手がける新業態「二子玉川 蔦屋家電」が開業した。約2000坪の広々とした施設内に、家電、本、カフェ、家具、グリーンなどの売り場が構成されている。蔦屋といえばこれまで、映像、音楽、書籍といったエンターテインメントをメインに事業を展開。「代官山 蔦屋書店」や「湘南 蔦屋書店」、「武雄図書館 蔦屋書店」では、本を中心にして様々な人が集う場として注目を浴びている。そのカルチュア・コンビニエンス・クラブが今回新たに挑戦するのが「家電」というから、どのような内容なのか気になるところ。まず、店舗入り口に広がるネットワーキングエリアでは、「もっとネットを身近に」をテーマに最新ガジェットを展開。Apple watchをはじめとした豊富なApple製品が並ぶスペースや、Microsoftコーナー、周辺機器などが並ぶ。Micrtosoft Surface Pro3は、実際に触って、操作ができる10台の体験スペースを用意。蔦屋家電ではこのように、使い方を説明するだけではなく、体験してもらうことに重点を置いているという。ネットで家電を買える時代だからこそ、実際に手にとって、使い心地を確認できる売り場作りを意識。知識豊富なスタッフ=コンシェルジュを各エリアに配置し、新たな家電ショップの在り方を提案している。
進化を遂げる映像の世界
蔦屋家電1階の映像エリアでは、最新のモニターやTVが揃う。蔦屋家電内のデジタルサイネージでも採用されている「GLAS LUCE」は、マジックミラーモニターを採用し、スイッチをオフにすると鏡としてインテリア空間になじむという新しいディスプレイ。家電がインテリアになるという、高いデザイン性で人気を集めている。また、昨年ディスプレイ業界で発表が相次いだカーブド(曲面型)液晶テレビも登場。有機ELパネルを搭載し、液晶よりも安定した画質、高い臨場感を楽しめる新世代型のディスプレイとして、その映像美を間近に体感することができる。加えて、同じスペースには「ギフト」をテーマにした文具スペースも展開。最新家電が並ぶエリアの中で、万年筆や紙の質感が楽しめるメモパッドなど、「自分の手で書く」楽しみを提案するユニークな空間だ。
オンもオフも楽しむ音楽の世界
「高音質で楽しむミュージックライフ」をコンセプトにした、蔦屋家電の音楽スペースは、最新テクノロジーからビンテージの商品までが幅広く揃う。世界中にファンがいるGIBSONのスピーカーや、コンパクトなデザインで人気のMH-audioスピーカーなど様々な機器を用意。また、ヘッドフォン&イヤフォンは、ヒップホップ、ジャズ、R&B、クラシックなど音楽ジャンルに合わせたアイテムが並ぶ。商品を細分化しディスプレイすることで、人それぞれに合った音楽を楽しめる環境を提案している。これらの機器と合わせて、CD、レコードの販売・レンタルも行っているので、ハードとソフトと合わせてお気に入りを見つけられる空間となっている。
生活に身近なモバイルスペースと
ウェアラブルガジェット
docomo、au、Softbank、3社のキャリアの中からもっとも適したサービスを提案するiPhoneのモバイルスペースではケースや周辺機器も展開。また、ウェアラブル機器には、健康をサポートするフィットネスアイテムも充実している。これらのアイテムはウォッチ型や万歩計型などさまざまなタイプがあり、日々のアクティビティ、体重、食事や睡眠までを記録し、健康を管理する。二子玉川は、多摩川や大きな公園が揃うランニングスポットとしても人気。さまざまなフィットネスアイテムの中からお気に入りのものを見つけることで、エクササイズライフを更に充実させてくれそうだ。
住所:東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C.テラスマーケット
電話:03-5491-8550
営業時間:9時〜23時(1F BOOKおよびスターバックスコーヒーは7時〜)