interior for kids − 2 − クリエイティブな感覚を刺激する
ユニークなキッズトイ

子どもたちの暮らしに欠かせない玩具は、遊び心がありながらクリエイティブな感覚を刺激するようなモノを選びたい。今回は、創造力を高める仕掛けがつまったダンボール玩具、イームズ夫妻がデザインした象のオブジェ、スウェーデンの老舗木製玩具ブリオのクラシックなキッチンストーブ、大人も欲しくなるような本格的な仕様のメタルカー、フランスの子ども向けアート雑誌が作ったポスター、遊びながらアート感覚を養うカラフルな積み木など、ユニークでクリエイティブなキッズトイを紹介する。

《IL POSTO DEI GIOCHI》

《Eames Elephant》

《Bilibo》

《KITCHEN STOVE RED》

スウェーデン王室御用達で、120年の歴史を持つ老舗木製玩具メーカーBRIO（ブリオ）より、木製のクラシックなキッチンストーブ。ツマミが回り、オーブンは開けることが出来るので本格的なままごとキッチンを楽しめる。インテリアの邪魔にならないデザインが秀逸。

 

《WHITE METAL CAR》

フランスの老舗玩具メーカーVilac（ヴィラック）の乗り物おもちゃ。白いメタルボディにレザーシートがアクセントになったエスプリの効いたデザイン。時代に左右されないシンプルさと細部までこだわった本格的な仕様が魅力。

《babel pico》

「babel pico（バベルピコ）」は、外側に突起を出さないように、キューブの凹凸を合わせながら積み上げて塔を作っていく頭脳ゲームで、子どもから大人まで一緒に楽しむことができる。エコなバイオマスプラスティック製で、モダンなカラーリングも魅力。cuboro（キュボロ）社は、木製玩具で知られるスイスの玩具メーカー。

《Poster》

クリエイティブなビジュアルを中心としたフランスの子ども向け雑誌「georges magazine（ジョージ・マガジン）」がデザインしたぬり絵ポスター。タイトルは「ジョージって誰？」。 描かれているさまざまなキャラクターが「彼はトランペットを吹いているんじゃない？」「彼はヒゲがはえている？」「彼が自転車に乗っているのを見たよ」などと、主人公ジョージについてフランス語で語り合っているユニークなデザイン。

 

《Angular》

「Angular（アングーラ）」は、2.5cm角の立方体を基準として、シンプルなL字型の8個のパーツと4個の変形ジョイントを組み合わせてさまざまな形を作ることができる積み木。平面から立体まで無限の積み方ができて、完成したらオブジェとして飾るのも良い。naef（ネフ）社は、デザイン性の高いハイクオリティな木製玩具作り続けているスイスの玩具メーカー。

《Rainbow》

「Rainbow（レインボウ）」は、高さ3cm、直径8.7〜25.5cmの半円のパーツ9種類で構成された虹色の積み木。そのカーブを利用して、何パターンもの美しい曲線の造形を発見できる。また、付属の木玉をレインボウでつくった道に転がしたり、バチで叩いて木琴のように美しい音を奏でることもできる。ネフ社のデザイナー、ハイコ・ヒリックのデビュー作で「ドイツ工業デザイン賞」をはじめ数々のデザイン賞を受賞している。