Interior
テラリウム −1−ガラス×サボテン
新感覚のボタニカルライフ
暮らしの中のスタンダードとして定着しつつある植物。今回は、近ごろのボタニカルブームの中で最注目株であるテラリウムを特集。新進気鋭のデザインユニット「テラ」の個性的なサボテンテラリウム、インテリアデザイナーと造園家のコラボレーションで開発されたボトルに閉じ込めた植物、土壌を観賞しながら栽培できるクリアプランター「ボスケキューブ」、デンマーク王室御用達ブランド「ホルムガード」のヒヤシンスベースなど、植物を鑑賞しながら成長を楽しめるアイテムをピックアップ。10〜11月は水耕栽培を始めるのにベストなシーズン、この機会にトレンドのボタニカルライフを始めてみては。
《10¹² TERRA》
サボテンや多肉植物を水耕栽培する、テラリウム「Hydro(ハイドロ)」。ガラス製なので、植物の“根”を観察しながら育てることができ、植物が宙に浮いているかのようなアート感覚を楽しめる。ステンドグラスの技法で制作された繊細かつミニマルなデザインで、ハンダ付けによるディティールも魅力。容器は上下に分解でき、上部に植物を、下部に水を入れる仕組み。新感覚のテラリウムやフラワーベースを手掛ける10¹² TERRA(テラ)は、妻沼大介氏と山田研一氏によって2012年にスタートしたデザインユニット。ブランド名は、1日に生まれ変わる細胞の個数1兆(10¹²・テラ)と、テラリウムと呼ばれる植物採集用の箱の名前に由来。
《HOLMEGAARD》
デンマーク王室御用達ブランドHOLMEGAARD(ホルムガード)の水栽培用ベース、「Celebrate pearl hyacinth glass(セレブレイト パール ヒヤシンスベース)」は、老舗ならではの風格が漂うガラス器。キャンドルホルダーとしても使えるので、水耕栽培のシーズン以外はキャンドルスタンドとして、またフラワーベースとして使うのもよい。植物を引き立たせる落ち着いたカラーガラスも魅力。
《BOTANIST》
瓶の中で植物が育つテラリウム「BOTTLE」は、密閉された瓶の中の水草の蒸散と結露から生まれた水分、酸素、二酸化炭素の循環によって生育する仕組みで、室内の光だけで栽培できる。無骨な試薬瓶に入ったクールなデザインがかっこいい。BOTANIST(ボタニスト)は、“植物学者”をコンセプトに活動するインテリアデザイナー 大工真司氏と造園家 井本由之氏による注目のユニット。
《Boskke》
今までは、ポットの中に隠れていて当たり前だった“土”を観賞しながら栽培できる自動給水プランター「Boskke Cube (ボスケ・キューブ) 」。透明のキューブに浮かぶ土の塊もデザインのひとつとして捉えられたアート作品のような佇まい。月に1回程度の水やりで、あとは植物自身が必要とする水量を吸収してくれる画期的な仕組み。ロンドンで活躍する Patrick Morris (パトリック・モリス)によるデザインで、国際的に権威のあるレッドドットデザイン賞を2014年に受賞。
shop list
Kuopio 暮らしの雑貨店 050-3574-3434
10¹² TERRA info@1012.co
バイトリコ 03-3532-1901
Mid-Century MODERN 03-3477-1950
商品価格は、消費税別の本体価格です。