Interior
テラリウム −2−植物をオシャレに見せる
ガラスの中の小さなガーデン
ユニークなフォルムで、置くだけでも様になるエアプランツや多肉植物は、土や根が不要で空気中の水分を吸収して生育するため、手入れが簡単でテラリウムにぴったり。テラリウム特集後編では、ガラスとウッドの組み合わせが美しいテラリウムや、アイアン素材がアクセントになった無骨なデザイン、グリーンが宙に浮いているように見えるハンギングテラリウム、エアプラントがセットできる有機的なペンダントライト、ペイントを施した植物をガラスボトルの閉じ込めたアート作品のようなテラリウムなど、植物をオシャレに演出するテラリウムを紹介する。
《Tiny Terrarium》
丸みをおびたフォルムが愛らしいユニークなテラリウム。ガラス以外の部材は極力繊細にデザインされているため、まるでグリーンが宙に浮いているかのような不思議な感覚を味わえる。テーブルトップタイプは華奢なメタリックスタンドにガラスポットを乗せ、ハンギングタイプはドロップ型ポットを細いワイヤーで吊るしてガラスの透明感を最大限に活かしたデザイン。
《Scandinavian Terrarium・Orbit Terrarium》
ガラス×ウッドが印象的なテラリウム。スカンジナビアンテラリウムは、ウッドボールの蓋がキュートな密閉型テラリウム。オルビットテラリウムは開口型の球状ガラス。オルビットとは軌道の意、その名の通りスペイシーなフォルムが特徴。両アイテムともにあらゆる角度から植物を楽しめる、美しい木目とミニマルなフォルムが魅力のモダンなテラリウム。
《Trapezoid Terrarium》
アイアンフレームが効いたトラペゾイド(台形)パーツを組み合わせてできたテラリウム。無骨なアイアン素材がアクセントになったシャープなデザイン。ユニークなフォルムのエアプランツやモダンな苔使いなど、クリエイティブな感覚で楽しみたい。開口が広いので植物とともにキャンドルをコーディネイトしてもステキ。
《Bubble Terrarium》
有機的なフォルムが印象的なテラリウム。ウォールテラリウムは、室内にいながら壁面緑化を味わえるアイテム、お気に入りの植物を壁面にディスプレイしてフレッシュなウォールデコを楽しんで。流れるような曲線が美しいバブルテラリウムは、ガラスのフォルムに合わせて植物のレイアウトにチャレンジ。
《Bubble Hanging Terrarium》
再生ガラスを使用したドロップ型のハンギングテラリウム。ロープの結び目で支えるミニマルな構造で、ガラス×麻ロープの素材コントラストを際立たせている。シンプルながら細部に美意識を感じるアイテム。個性的なフォルムのエアプラントが合いそう。Roost(ルースト)は、カリフォルニアのホームファニシングブランドで、“モダンであり、エコフレンドリー”というデザイン理念のもと、環境にやさしくハイセンスなプロダクトを展開している。欧米のインテリアコレクターから高い支持を受けている注目ブランド。
《Hanging Terrarium》
複雑に編み込まれたジュートのひもで吊られたハンギングテラリウム。さまざまな表情を見せる個性的なジュートが、シンプルなガラスポットを引き立て、植物とフィットする。オーガニック素材を用いながらも、野暮ではなくモダンで洗練されたデザインに仕上げらているため、自然光の入るナチュラルな空間にも、ダークでモダンな空間にも合う。
《BOCCI》
ガラスボールのシャンデリアで知られるBOCCI(ボッチ)より、エアプラントがセットできる有機的なペンダントライトが登場。ランプと植物が一体化したような、いままでにない斬新なデザイン。合わせる植物やワイヤーの曲げ方によってさまざまな表情を楽しめるアートのようなシャンデリア。ガラスシェードはボッチ社の職人による吹きガラス。BOCCIは、2005年にバンクーバーで設立された新進気鋭の照明メーカー。
《PAVILION!》
南青山のフラワーショップ logi plants&flowers のデザイナー宇田陽子氏監修のアートワークブランド『PAVILION!』が2014年6月にスタートした。「生花が放つ、その時、その瞬間の美しさをずっと見つめていたい」という思いから誕生した『PAVILION!』のテラリウム。さまざまな形をしたガラスボトルは、テラリウムのために新たにデザインされたオリジナルガラスボトル。無駄な装飾は一切排除され、そのストイックな小宇宙の中にペイントを施したドライフラワーやプリザーブドフラワーがアレンジされている。すべて1点もの。
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