Interior
indoor green -1-緑は空間をつくる
最高のインテリア
暮らしの中の緑が、近頃は、インテリアとしてデザインされるようになり、“癒される”だけでなく、暮らしにフィットしたindoor green空間を作り出すこともできるようになっている。置いておくだけの観葉植物や、飾るだけのフラワーアレンジメントから、機能やデザインが一変。テーブルやパーティションの役割もするプランターや、モダンなデザインの水耕栽培など、個性的でインパクトのあるindoor greenが多く見られるようになった。そこで、いま、注目のブランドやショップから、新しい感覚のインテリアグリーンをセレクトして2回に分けて紹介する。
《modern planter》
《drawer》
跳び箱から発想した段で、積み木のように高さ調整ができて、3段、6段、9段と選べる。また、高い位置に大きな鉢植えを設置できるので、かつてないダイナミックなグリーン空間を楽しめる。
《glass vase》
「limbgreen」は、インテリアデザイナー福田晶子氏とガーデン・フラワーデザイナー塚田有一氏の協働で、“室内で植物と暮らすためには、排水をいかにスマートに、楽しんでやるかがポイント”という考えのもとに、排水行為をデザインに組み込んだプロダクトを作っている。
《stainless steel leaf》
右は本物のモンステラにステンレスリーフをアレンジしたもの。南国ムードの漂うエキゾチックな観葉植物として人気なモンステラもクールなステンレスリーフが入ることで大人な雰囲気に。また、鏡面のステンレスに植物のグリーンが映り、シンプルな観葉植物に奥行きと広がりを見せる。
「STEOR」のコンセプトは“植物のグリーン”と “STAINLESS STEEL”のコラボレーション。メイドインジャパンにこだわったステンレスのプロダクトを展開し、室内でのグリーン環境に新しいスタイルを巻き起こしている。
《planter partition》
《pole planter》
「水耕栽培研究所」による“ポールプランター”は、アクリルの台座に白いポールのモダンデザインで、20株、または20種類までの野菜、ハーブや花の寄せ植えが自由にできる。スリムなポールの側面に植物を植えるシステムで、小スペースでも手軽に家庭栽培が楽しむことができる。ポールの中は養分を含んだ水が上下に循環し、植えた苗は木の枝のように伸びていく。光の不足しがちな室内でも、蛍光灯で光を補って栽培することが可能なので、リビングやダイニングキッチンに置いて、採りたてのハーブや野菜をそのまま食べることも。スタイリッシュでスマートなデザインゆえに置く空間を選ばないのも嬉しい。
土を使わず、手間もかからず、また、経験がなくても、トマト、イチゴ、ルッコラ、キュウリ、コマツナなど根菜野菜以外であれば何でも栽培できる。また、立体栽培なので花を植えればオブジェのように育ち、アイデア次第では、さまざまなフラワー・グリーンシーンが発見できそうだ。
《square planter》
2段設計で、下のポットに給水しておけば、上のプランターの底部から延びたフエルトが水を吸い上げてくれて、簡単な管理でハーブなどを楽しめる。
テラコッタが2段になった“TERRA”と、テラコッタとホワイトの2カラーを組み合わせた“EVERGREEN”の2デザイン。ナチュラルテイストになりがちなテラコッタもスクエアデザインなら、洗練された雰囲気になり、あらゆるライフスタイルに馴染む。
greeniche 代官山 03-6416-5650
STEOR 03-3474-2100
TIME & STYLE MIDTOWN 03-5413-3501
point neuf 03-6277-2299
LIVING MOTIF 03-3587-2784
limbgreen 070-6477-9933