Interior
グリーンのある生活-1-新宿「PTMD Collection
produced by Spoonbill」
オランダのホームアクセサリーブランド「PTMD Collection」とボタニカルショップ「Spoonbill」がコラボレーションした「PTMD Collection produced by Spoonbill」が新宿「 NEWoMan」に登場。ふだんの暮らしの中でボタニカルと共存するスタイルを提案する。
オランダ発のホームアクセサリーブランド
「PTMD」は1992年にオランダでスタートしたホームアクセサリーブランドだ。店名はオランダ語で「ポットとバスケット」を意味した略語で、設立当時はフローリスト向けにフラワーベースやバスケットを専門に販売していたという。その後、より「暮らし」に近いホームアクセサリーを取り扱うようになり、一般のマーケットに向けて規模を拡大。現在は、ソファーやテーブルなど大型家具のほか、テーブルウェアやアートフレームなどオリジナルアイテムを幅広く展開している。
日本に上陸したのは2014年。旗艦店を青山に構え、男女問わず高い人気を集めている。今回の新宿出店にあたって「PTMD」は、ボタニカルショップ「Spoonbill」とコラボレーションし、植物と共存する暮らしを提案。ソファーやダイニングテーブルなど大型家具とグリーンを合わせて展示することで、インテリアに最適な大きさや葉ぶりなど植物選びの参考にしやすい空間となっている。
個性的な多肉植物
オープン当初から人気なのが多肉植物だという。こちらでは特に個性的な希少品種、ユニークな造形のものを中心にラインナップしている。原産国は南アメリカ、モロッコ、メキシコなどさまざま。小さいものは900円からと買いやすい価格帯も魅力で、初心者も手に取りやすい。また、アフリカや南米原産の多肉植物は月に1、2度の水やりで十分という育てやすさも魅力だ。1点並べるだけでも空間のアクセントになり、たくさん並べてオブジェのように眺めて楽しむのもおすすめ。小さなサイズなので贈り物として選ぶ人も多いという。新しい多肉植物が頻繁に入ってくるので、こまめにチェックしておきたい。
マテリアルをミックスしたオリジナルな世界観
木、アルミニウム、陶器、ガラスなど異素材のものを組み合わせた花器やプランツポットが多いことも「PTMD」の特徴だ。さまざまな素材をインテリアに取り入れることで自由な空間作りを楽しむことができ、さらにグリーンを介することで部屋にまとまりが生まれる。中でも、木のアイテムは品揃えが多く、日本ではあまり見かけることのないコルクの木や葡萄の木の枝なども並んでいる。一見すると何に使うのかわかりにくいが、逆に自由な使い方ができる汎用性の高さが魅力だ。木目やフォルムの違い、豊かな表情をもつ木や枝は置いておくだけでもオブジェのような独特の存在感を放ち、グリーンと合わせるとよく映える。また、キャンドルスタンドやランタン、バードケースなどのインテリアアクセサリーも豊富に揃っており、自由にグリーンと合わせて楽しむことができる。このように「PTMD」ではアイテムを一つの使い方に限定するのではなく、その人の暮らしやインテリアのテイストに合わせて自由に楽しむ提案をしている。