Interior
Black -1-洗練された
モードな黒
空間を美しく引き締めてくれる黒い家具。前編では、今季注目されている大理石やハイブリッド素材のモードなブラックをフィーチャー。マルセル・ワンダースによるハイブリットなサイボーグチェア、アルテックとロナン＆エルワン・ブルレックによるカアリテーブル、ステルトンのアルミクロック、ヴァーナー・パントンがデザインしたフラワーポットランプ、大理石とスチールを組み合わせたモードなコンソール、ロック・スピリットが宿ったディーゼル・リビングのキャビネットなど、存在感のあるモードなアイテムをピックアップ。
《Cyborg》
オランダの気鋭デザイナー、Marcel Wanders（マルセル・ワンダース）によるハイブリットなチェア。サイボーグチェアは、樹脂同一素材ながら透明部分、不透明部分を組み合わせたデザインで、優雅な曲線とモードな光沢感が魅力。サイボーグ ウィッカーは、樹脂の座面と繊細に編まれた籐の背もたれを合わせたエレガントなデザイン。サイボーグは人工と自然の両方のシステムを併せ持つ意味から名付けられた。
《REB003 KAARI TABLE》
アルテックとロナン＆エルワン・ブルレックによる初の家具シリーズKAARI（カアリ）のラウンドテーブル。特徴的な翼型の部品を用いた支柱は、ブルレック兄弟がアルテックの歴史を振り返り、アルヴァ・アアルトが開発したスツール 60の脚部、L-レッグのように天板の支えとなるエレガントで薄い湾曲したスチール製のパーツを考案したもの。繊細で美しいラインを描くスチールの部品が、テーブルの存在感を一層引き立て、洗練されたモードな印象に。
《Stelton Time》
流れるような曲線が美しいステルトンの掛時計。すべてをアルミニウムでつくられた彫刻的なフォルムで、分針はフェイスの外郭と繋がっているため時計全体が回転しながら時を刻むユニークな仕掛け。ドイツ出身のマルクス・イェスとユルゲン・ラウブによるデザインユニットJehs+Laub（イエス+ラウヴ）が手掛けたデザイン。
《FLOWERPOT PENDANT》
デンマークの巨匠ヴァーナー・パントンが1968年にデザインしたFlowerpot Lamp（フラワーポットランプ）が&Tradition（アンド トラディション）より復刻。向かい合った大小2つの半球で構成されたミニマルなデザインで、ややブルーがかったノスタルジックなブラックが魅力。小ぶりでグロッシーなシェードが上品なモード感を与えてくれる。フラワーポットランプは、1960年代後半、ベトナム反戦を訴えた「フラワーパワー運動（武器ではなく花を）」の時代的アイコンとなり世界中に広がった。
《TS CONSOLE》
デンマークの注目ブランドGUBI（グビ）のコンソールテーブル。大理石とスチールのモードな組み合わせが魅力で、規則的に配された細い脚が繊細かつドラマティックに際立つ。デンマーク人のStine Gam(スティーネ・ガム)とイタリア人のEnrico Fratesi(エンリコ・フラテシ)、二人の建築家によって設立された新進気鋭のデザインスタジオGamFratesi（ガム・フラテシ）によるもの。
《TOTAL FLIGHTCASE》
TOTAL FLIGHTCASEは、ツアーに出るミュージシャンが楽器を運搬するのに使うハードケースをイメージしたキャビネット。ソリッドなブラックボディに、クロムスチールのハンドルやリベットが効いたロックなデザイン。DIESEL LIVINGは、イタリアのアパレルブランドDIESEL（ディーゼル）とイタリアの老舗家具ブランドMOROSO（モローゾ）とのコラボレーションによって誕生。モードを目指す部屋に、少しハードなインダストリアルな雰囲気をプラスしてみては。
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アルテック 03-6447-4981
CIBONE Aoyama 03-3475-8017
Magis Japan 0120-945-512
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