Interior
ワークスペースの作り方 その1デザインと機能で選ぶ
ミニマルなワークデスク
コロナでニーズが高まっているのが、ワークスペース。過去に配信したワークスペース作りの特集を緊急再配信します。前編では機能性を備えたミニマルなワークデスクをフィーチャー。北欧で注目されているストリングの美しい昇降式デスク、ジャン・プルーヴェの名作デスク、ロナン&エルワンブルレック兄弟によるアルテックのカアリデスク、バウハウスとのコラボレーションで知られるドイツの老舗トーネットのミニマルなデスク、ジョージ・ネルソンによる名作スワッグワークテーブルをご紹介。まずはデスクから、ワークスペースを見直し、自分だけのとっておき空間をつくってみては?
《string works》
ストリングのオフィス家具シリーズ、ストリング ワークスから、昇降式デスクが新登場、日本でも9月1日に販売開始に。ボタン⼀つで71.5〜118.5 ㎝の好みの高さに調整でき、体格や作業内容に合わせて丁度いい位置に座ったり、⽴ったりしながら仕事ができる。機能的でありながら、佇まいが美しく、対面でも使えるデザインなので、ダイニングテーブルや立食パーティーのバーカウンターとしてもオススメ。スウェーデンでは、健康面への配慮から⽴ちながら仕事をすることを労働組合から推奨されており、昇降式デスクは90%の普及率と⾔われているそう。座りっぱなしによる浮腫の解消や、仕事に行き詰まった時のリフレッシュに、立ちながらデスクワークをしてみては!
《Compas Direction》
20世紀を代表するデザイナー、JeanProuvé(ジャン・プルーヴェ)によるデスク、コンパス ディレクション。コンパスを思わせるスチールレッグは、建築家でありデザイナーでもあったプルーヴェが、構造的アプローチから工学原則に基づいて設計したもの。ベースとなる脚は、ジャパニーズレッド、ディープブラック、チョコレート、コーヒー、エクリュから選べる。
《KAARI》
フランスのデザインデュオ、Ronan & Erwan Bouroullec(ロナン&エルワンブルレック)がアルテックのためにデザインしたカアリデスク。1933年にアルヴァ・アアルトが開発したL−レッグからインスピレーションを受けてデザインしたアーチ状のスチールパーツが特徴。アルテック創業80年以上の歴史のなかで、木とスチールを組み合わせた家具はカアリシリーズが初という。
《THONET S1200》
バウハウスとのコラボレーションで知られるドイツの老舗THONET(トーネット)の曲パイプのミニマルなデスク。S1200は、昨今のデジタル化により、書類などの紙メディアがデジタル化され、引き出しなどデスク収納の必要性が低くなったことに着目。ペーパーレス化をキーワードに、バウハウス流に機能の整理と統合の試行錯誤を繰り返し、このシンプルなカタチに辿り着いた。
《Nelson Swag Leg Work Table》
ミッドセンチュリーモダンを確立したデザイナーの一人として知られるジョージ・ネルソンが1958年に発表したスワッググループワークテーブル。「美しい彫刻のような脚を持った家具をデザインしたい」というネルソンの思いから生まれ、スワッグレッグという優雅なカーブを描くスチールの脚部から模索、さらにウォールナットの横板でつなげることで、安定性と耐久性の高いベースを完成させた。広いテーブルトップは、書類や道具をいっぱいに広げられ、対面での作業も可能。
shop list
アイデック 03-5772-6660
アルテック 03-6447-4981
ヴィトラ 03-5775-7710
ストリング ファニチャー info-jp@string.se
Herman Miller Japan 03-3201-1830
商品価格は、消費税別の本体価格です。
2017年9月4日に初回配信。商品の情報はその時点のものです。