Renovation
遊び道具は土間に集結葉山の米軍ハウスを
フルリノベーション
「この葉山の物件は、エンジョイワークスに探してもらいました。葉山に仲のいい友達が住んでいたことや、会社の後輩がエンジョイワークスに転職していた縁で、出会うことができた物件です」
見つけたのは、一度住んでみたいと思っていた平屋の米軍ハウス。とはいえ築44年。
「かなりボロボロで、中には前に住んでいた方の荷物も残されていたままだったので、自分がここに住むことを想像できませんでしたね(笑)。ただ、ここに住んだら楽しそうだなぁと思い、最後は決心しました。エンジョイワークスに、地元の工務店、ワイズホームを紹介していただいて、フルリノベーションしていこうということになりました」
残したのは基礎と梁の部分だけ。外壁も屋根も新しく作り直した。図面も残っていなかったので、工務店の方が実際に計測しながら新たに図面を作ったのだそう。
「どんな家にしようかと考えていた時、100%LIFEはよく見ていました。特に同じ平屋は何度も見て参考にさせてもらいました(笑)」
快適に暮らせる家に生まれ変わった
寒さ暑さ対策のため、断熱をしっかり施し、床暖房も入れて快適な米軍ハウスに生まれ変わった。耐震対策も行った。
「玄関に広めの土間を作りました。そこに自転車やサーフボード、バーベキューの道具など、遊び道具を置いています。土間には棚を作ってそこに靴を置いています。葉山に越してきて驚いたのが湿気の多さでした。除湿器をフル回転しています」
土間だけではなく、リビングやキッチンに棚がたくさん作り付けられている青木宅。
「本棚も工務店の方に作っていただいて、家具を買うよりリーズナブルに手に入れることができました。幅木があっても壁にピッタリと寄せられるように作ってあるので、部屋の好きな場所に移動させて使うことができます」
広いデッキも作った。
「ここで友達とバーベキューをしたり、靴磨きをしたり、サーフボードやスノーボードにワックスを塗ったりと、とても便利に使っています」
葉山は星がキレイなのも魅力
リビングの壁が白だけではつまらないので、壁の一部に足場板を貼ったそう。リビングからキッチンを覗ける小窓を作るアイディアも青木さんの提案。
床のパイン材は、節目が多いものを敢えて選択した。
「100%LIFEのサイトや、インテリア雑誌の気に入ったのをお見せしたり、具体的なアイディアを伝えて、家を作っていきました。スリガラスを使った仕切りが2ヶ所あるのですが、透明度はそれぞれ違います。そういった細かな部材の提案もいただきながら進めて、やりたいことを実現していきました」
今年のテーマは“庭”なのだそう。
「まったく手をつけられていないので、なんとかしないと、と思ってます(笑)。庭に竹がニョキニョキ生えてきて、どんどん狭くなっているので。でもその竹のおかげで、家のどの窓から見ても緑がキレイで和むのですが」
通勤には時間がかかるけれど、すっかり葉山の自然に囲まれた生活が気に入ってしまったという青木さん。
「休みの日に東京に行くのが億劫になりました。逗子駅までで精一杯です(笑)。葉山は夜が早いせいか空が暗いので、とても星がキレイです。ここに家を買って本当によかったと思っています」