Column
ハワイアン・トーキョー -1-〈100%カウコーヒー〉が話題の
ISLAND VINTAGE COFFEE
原宿・表参道・青山エリアに集中するハワイアンカフェやハワイアンレストラン。パンケーキやアサイーボウルなどハワイの食文化のブームもあって、今やハワイは憧れの地から身近な地となった。そんななか、昨年夏ハワイの人気店「ISLAND VINTAGE COFFEE(アイランド ヴィンテージ コーヒー)」が日本初上陸し話題に。東京に居ながらにして、常夏ハワイの気分が味わえるコーヒーショップだ。
ハワイ人気を加速させた「ISLAND VINTAGE COFFEE」
1996年にハワイで誕生した「ISLAND VINTAGE COFFEE」は、ハワイで3店舗を構えるコーヒーショップで、観光スポットとして、また、地元の人のオアシスとして親しまれている。そして満を持して、2013年8月に東京・青山に日本1号店を出店。コーヒーだけでなく、ハワイから直輸入した食材を使ったフードメニューや、コーヒーの中でも最高級品として知られる「ピーベリー」が販売されており、注目を集めている。
コナコーヒーよりも稀少な〈カウコーヒー〉が味わえる店
ハワイのコーヒーと言えば、コナコーヒーが有名。だが、そのコナコーヒーよりも稀少性が高いのが、カウコーヒー。ハワイ島の南東、カウ地区で生産されるコーヒーで、生産量がコナコーヒーに比べ少ないものの、アメリカ本土やヨーロッパの品評会で数多くの賞を受賞している。「オバマ大統領が就任晩餐会で要人にふるまったことで有名となったコーヒーです」とスタッフの大岡拓也さん。「ISLAND VINTAGE COFFEE」のドリップコーヒーは、このカウコーヒーを100%使用。フルーティーな香りとすっきりとした味わいが印象的なコーヒー。酸味も苦みも少ないので飲みやすい。日本のカフェで見るサイズよりも大きい、M・Lサイズでの提供なので、たっぷりと飲めるのも嬉しい。
人気のエスプレッソドリンク
エスプレッソドリンクの種類も豊富だ。エスプレッソはコナコーヒーなど4種の豆をブレンドして使用している。カラメルのようなコクとスムースな舌触りのエスプレッソに合わせるのは、ていねいにスチームされたミルク。おすすめは「ハワイアン・ハニー・ラテ」(M ¥580、L ¥650)。ハワイから空輸した自慢のオーガニックハニーをたっぷりと使用した逸品。自然な甘みはとろけるような美味しさだ。
話題のアサイーボウルは、たっぷりサイズで。
ISLAND VINTAGE COFFEEでコーヒーのほかに名物と言えば、アサイーボウルだ。ハワイ本店では、一日500杯以上を売り上げるという大ヒット商品。グラノーラはハワイから空輸されたオーガニックのもの。そんなグラノーラにさっぱりとしたアサイーアイスとフレッシュなフルーツ、オーガニックハニーをたっぷり絡めていただけば、鉄分・ビタミン・ミネラル豊富な理想的な朝食に。朝のエネルギーチャージに本場の味を楽しみたい。