東京駅丸の内南口前の「KITTE」。2013年3月のオープンからこの秋で半年を迎えるが、駅近の利便性と幅広い客層が楽しめるショップのラインナップ、東京初出店の店舗の話題性もあって人気は高まるばかりだ。
そこで、KITTEで連日お客さんを楽しませている、日本のモノづくりへのこだわり・美意識を感じることのできるセレクトショップ3軒を紹介したい。各店工夫を凝らしたKITTEでしか手に入らないオリジナルグッズもチェックしてほしい。
中川政七商店
享保元年(1716)に奈良で創業した中川政七商店の東京初進出店。日本の伝統工芸を現代の生活にうまく落とし込んだ日用雑貨と、暮らしに根づいた商品のセレクトで人気が高い。KITTEの東京本店では、おみやげにもピッタリな小物やパッケージが楽しいお茶やお菓子類も豊富に揃っており、出張みやげや帰省みやげを求める人が多いというのも頷ける。伝統工芸や地域で昔から丁寧に作られている雑貨品がいかに生活になじむアイテムかを再発見できるはず。
中川政七商店のロゴデザインとアートディレクションをgood design companyの水野学、店舗のインテリアデザインをgrafの服部滋樹が担当。
CLASKA Gallery & Shop “DO”
古いホテルをリノベーションした目黒のCLASKA内にある「CLASKA Gallery & Shop “DO”」もKITTEに進出。4階のエスカレーター近くという抜群の立地もあって、常にお客さんで賑わっている。
CLASKA Gallery & Shop “DO” オリジナルデザインのグッズや、様々なつくり手と協同して開発したアイテムが揃う。生活雑貨を中心にステーショナリ―、アパレル雑貨など伝統工芸品からコンテンポラリーなデザインアイテムまでジャンルを問わず品揃えが豊富。暮らしに寄り添う定番として、自分使いでもギフトでも、きっと誰かに自慢したくなる逸品が見つかるはず。
THE SHOP
トータルディレクションをgood design companyの水野学、プロジェクトマネージメントを中川政七商店の中川淳、プロダクトデザインをPRODUCT DESIGN CENTERの鈴木啓太が担当し、初となるオリジナルショップをKITTEに出店した。
「これぞ“定番”と呼べるものだけを世界中から集めたお店」とあって、シンプルながらも味わい深い逸品が手に入る。また、日本のものづくりの技術力とコラボレーションしたオリジナル商品も多数揃えている。長く愛せる“定番”は贈り物にも喜ばれそう。
Information
KITTE
東京都千代田区丸の内2-7-2
JR東京駅丸の内南口より徒歩1分
休業日 1月1日および法定点検日
営業時間
物販 11:00~21:00 (日曜・祝日に限り11:00~20:00)
飲食 11:00~23:00 (日曜・祝日に限り11:00~22:00)
※一部店舗により異なる
<KITTE夏のイベント>
8/12(月)〜9/1(日)「藤子・F・不二雄 生誕80周年記念イベント at KITTE」
期間中、「ドラえもん」、「パーマン」、「オバケのQ太郎」、「キテレツ大百科」といった数多くの藤子・F・不二雄の代表作品をKITTE 1Fアトリウムにて空中アートとして展示。B1F地下広場にてFキャラクター&名セリフコーナーとしてドラえもん誕生秘話などを展開する。
※価格はすべて税込