Interior
Mirror−2−壁面を際立たせる
シンプルなウォールミラー
ミラー特集後編では、壁面のアクセントになるウォールミラーに注目。さまざまな形の鏡を組み合わせたショータイムミラー、二つの異なる角度の景色を写すユニークなウォールミラー、美しい結び目が印象的なロープミラー、倉敷の職人によってつくられる竹のモダンなミラー、アメリカの公共機関で使われているスチールミラーなど、決して主張し過ぎずシンプルに壁面を際立たせるウォールミラーをご紹介。
《Showtime Mirror》
ミニマルな六角形や円形、装飾的なオーバルなど、さまざまな形の独立した8枚のミラーで構成されたウォールミラー。フレームの装飾に頼らず、異なる形を組み合わせてフォルムをつくりあげたインパクトのあるデザインで、姿を映す鏡としての役割だけでなく、アートピースとして空間を華やかにしてくれる。アート性の高いプロダクトを手がけるスペインのデザインスタジオb.d barcelona design(バルセロナデザイン)によるデザイン。
《Mirror 180》
正面からは姿が映らない?ユニークなウォールミラー。円形の鏡の中心線から、外側に向かって角度が異なる二面を持った鏡。円形の正面に立つと姿は映らず、それぞれ角度の付いた面の正面に立つことで通常の鏡として使用できる。二つの異なる角度の景色を写すイリュージョンのような刺激的なデザイン。縦、横、斜めの3角度の取り付けが可能なので、さまざまなアングルを楽しむことができる。ベルリンを拠点に活動する新進デザイナー集団halb halb(ハルプハルプ)によるデザイン。
《FUWL Cage Mirror》
かご状のフレームに鏡を付けたケージミラー。正面から見ると鏡が空間に浮いているような不思議な感覚に。かごの中にスカーフやグローブを入れたり、サイドのワイヤーにサングラスや鍵を掛けたり収納としての機能も満たす。同シリーズのシェルフも展開。建築からプロダクトデザインまで手がけるデンマークの若手建築家ユニットNorm Architects(ノームアーキテクツ)によるデザイン。
《Rope》
シリコンロープが印象的なモダンなミラー。シンメトリーで調和のとれた「カウヒッチ」という美しい結び目がアクセントに。ブラックとレッド2本のロープがセットされているので、季節に合わせてカラーチェンジを楽しめる。フックがあればどこでも掛けられるので、ちょっとした移動も簡単。デンマーク出身のクラウス・イェンセンとヘンリック・ホルベックによるTools Designによるデザイン。
《Strap Mirror》
デンマークのインテリアブランドHAY(ヘイ)がデザインしたモードでハイセンスなストラップミラーは、マットグレーのフレームにぴったりと沿うようにシリコンストラップがかけられたシンプルな構造。北欧のデザインセンスで仕上げられたミニマルなフォルムとクールなカラーリングが魅力。
《STAINLESS STEEL FRAME MIRROR》
無骨な工業デザインのようなステンレス製のウォールミラーは、今でもアメリカの公共機関で使用されているもの。一切の無駄を排したシンプルなフォルム、光沢のないステンレス、ネジなどのパーツを隠した丁寧な仕上げが魅力の時代に流されない普遍的なデザイン。映画のワンシーンのようなレトロなバスルームになりそう!
《ZERO KAKU》
竹縁が美しい端正な壁掛け鏡。倉敷の職人によってつくられる竹集成材のミラーKAKUは、出角部分の“トメ”を極めて、角を強調したミニマルなデザイン。外側はあえて塗装を施し内側の竹の表情を際立たせたせている。横から見ると竹の縁が鏡に映りこみ、奥行きのある印象に。正方形の特徴を活かし、壁掛けには真っ直ぐ、斜めと使い分けられるようフック穴が用意されている。
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