Interior
ラウンジチェア −2−いつかは欲しい!
不屈の名作チェア
ラウンジチェア後編では、いつかは欲しいと憧れる不屈の名作を特集。ハンス J. ウェグナーデザインによるCH468やCH445、ジャン・プルーヴェが1930年にデザインしたシテ、ミッドセンチュリーを代表するエーロ・サーリネンによるウームチェア、イタリアのモダンデザインを代表するトレ ペッツィ ラウンジチェア、イルマリ・タピオヴァーラがデザインしたドムスラウンジチェア、モダン・ムーヴメントの先導者マルコ・ザヌーゾによりデザインされたレディ ラウンジチェア、アルネ・ヤコブセンが残した不屈の名作エッグチェアをご紹介。
《TRE PEZZI》
イタリアのモダンデザインを牽引したフランコ・アルビニと、共同制作者であったフランカ・ヘルグと共にデザインされたトレ ペッツィ ラウンジチェア。ミニマルなパーツで構成したイタリアらしいモダンで斬新なデザインで、遊び心がプラスされたスティールパイプの構造も秀逸。
《DOMUS LOUNGE CHAIR》
1946年、フィンランドを代表するデザイナー、イルマリ・タピオヴァーラがヘルシンキの学生寮「ドムス アカデミカ」のためにデザインしたドムスラウンジチェア。ゆるやかなカーブを描きながら一体化した大きなシートは木製ながらも快適な座り心地で、短めの肘掛けが特徴。
《Egg™》
1958年、デンマークのアルネ・ヤコブセンがコペンハーゲンのSASロイヤルホテルをトータルデザインした際に誕生したエッグチェア。水平垂直で構成されたホテルの建物とコントラストをなす曲線が印象的な彫刻的なデザインで、当時ヤコブセンが初めて使用した新素材、硬質発泡ウレタン製のインナーシェルに布張りを施されたもの。
《CH468・CH445》
カール・ハンセン&サンからブラックやグレーなどシックなカラーで構成された「THE BLACK HOME COLLECTION」が登場。今回は、ハンス J. ウェグナーデザインによる憧れの名作をご紹介。CH468 オキュラスチェアは、ゆったりとしたシートに華奢なスチールレッグが印象的。CH445 ウイングチェアは、1960年にデザインされたものの、2010年になって初めて生産が開始されたラウンジチェア。
《Cité》
1930年、ジャン・プルーヴェがナンシー大学都市の学生寮のためにデザインした「シテ」。アームレストを兼ねるスチール製フレームにレザーベルトを施したモダンなデザインで、プルーヴェらしい独特の構造美が魅力。シートはレザーまたはファブリック。スチールフレームは、ディープブラック、ジャパニーズレッド、エクリュから選べる。
《LADY》
モダン・ムーヴメントの先導者の一人としてミッドセンチュリー期に活躍したマルコ・ザヌーゾによりデザインされたラウンジチェア。レディは、1951年に9回目のミラノ・トリエンナーレにて発表され、メダリア・ドーロを受賞。また、モダニティのアイコンであり、技術革新、素材革新において重要な役割を果たした。KVADRAT/RAF SIMONSの張地などから選択。
《Womb Chair》
ミッドセンチュリーを代表する建築家でデザイナーのエーロ・サーリネンが1948年にデザインしたウームチェア。ノール社からの「座るポジションを限定しない、たくさんのクッションに囲まれてくつろげるバスケットのような椅子」という依頼をうけて構想。Womb(ウーム)とは子宮という意、まるで子宮の中で守られているような優しい座り心地から名付けられた。
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