Renovation

メゾネットのリノベーションモダンでスタイリッシュ。
ホテルライクな住まいを実現

メゾネットのリノベーション モダンでスタイリッシュ。 ホテルライクな住まいを実現

自分たちらしい住まいを大切にしたい

デザイン性の高い居住空間を求めて、アメリカ人のRさんと日本人のHさんのおふたりは丁寧に物件を探し、目黒区内の緑豊かな環境に建つ築19年のコーポラティブハウスを見つけた。上階にリビングダイニング、下の階に個室を配したメゾネットタイプの住まいに、ふたりは理想の空間づくりを託した。

リノベーションを依頼したのは、マンションリノベの専門企業『インテリックス空間設計』
数社に相談した中で、希望を丁寧にくみ取ってくれる姿勢と、的確な提案力で選んだ。

「海外のホテルのURLを送り、空間の雰囲気や素材感を共有しながら、理想をかたちにしていきました。モダンなデザインに強い建築士を紹介していただき、チーム体制で進められたのもとても心強かったです」。
リノベーションは、建築士の発想力と確かな施工力、そして“世界でたったひとつの家をつくりたい”という思いが重なってはじめて実現する、ひとつの共同プロジェクト。『インテリックス空間設計』のプランナーは、それぞれの歯車をぴたりと噛み合わせ、満足のいく住まいづくりを丁寧に導いていく。

ゲストを呼んでホームパーティをする機会が多いRさんのリクエストは、キッチンとダイニング、リビングがシームレスにつながる空間。アイランドキッチンを採用し、料理中でもゲストとの会話が弾む設計に。
キッチンのクォーツストーンの天板や、塗装仕上げの壁、そして研磨して再利用した無垢材のフローリングなど、“本物の素材”へのこだわりも随所に感じられる住まいが完成した。

ゆったりとソファを配置したリビング。
ゆったりとソファを配置したリビング。バイオエタノール暖炉の火を見ながらくつろぐ。
バイオエタノール暖炉のゆらめく炎を見ながら、リラックスした時間を過ごす。
家族や友人と暖炉を囲む時間を大切にしてきたアメリカ人のRさんにとって、暖炉は住まいに欠かせないアイテム。マンションでも設置が可能で、手入れが簡単なバイオエタノール暖炉を導入した。
キッチンの下部と天井に設置した間接照明が、空間に立体感とめりはりを与える。
キッチンの下部と天井に設置した間接照明が、空間に立体感とめりはりを与える。
モダンな空間に映える、一枚板のダイニングテーブルのセンスあるコーディネート。ペンダントライトをリズミカルに吊るし、さりげない遊び心を演出。
モダンな空間に映える一枚板のダイニングテーブル。ゲストを気軽に迎えられるよう、6人掛けの大型サイズを選んだ。ペンダントライトをリズミカルに吊るし、さりげない遊び心を演出。
キッチンに立ちながらゲストと会話を楽しめる。窓の外の緑も美しい。天井は外の緑が映り込むツヤのある塗装にした。
キッチンに立ちながらゲストと会話を楽しめる。窓の外の緑が美しいので、天井は外の緑が映り込むツヤのある塗装に。家の中にいながら外にいるようなオープンな気持ちになれる。
キッチンのカウンターは重厚感のあるクオーツを選択。
キッチンのカウンターは重厚感のあるクオーツを選択。
コンロ側の天板はステンレス。アメリカの家庭料理を作るのに欠かせない大きなオーブンを入れた。
コンロ側の天板はステンレス。アメリカの家庭料理を作るのに欠かせない大きなオーブンを入れた。
L字のコーナーを活かし、リビングの一角にワークスペースを作った。
L字のコーナーを活かし、リビングの脇にワークスペースを作った。窓から見える景色を見ながら気持ちよく仕事ができる。
バイオエタノール暖炉をあえて通路側に張り出すように設置することで、さりげなくリビングとワークスペースを分けることができた。
バイオエタノール暖炉をあえて通路側に張り出すように設置することで、さりげなくリビングとワークスペースを分けることができた。

ラグジュアリーな非日常感

プライベートなスペースであるバスルームは、リラックスを最優先に計画。
大理石調のタイルで全体を統一し、ベージュトーンのバスルームがラグジュアリーホテルのような瀟洒な空間に。
レインシャワーが非日常のリラックスタイムを演出してくれる。

「バスタブは置き型も検討したのですが、毎日お湯につかりたいので掃除のしやすさも考えて、据え付けのものにしました。
タイルの目地を丁寧に揃えて施工していただき、美しいバスルームが完成しました」

高級感のある石目調タイル貼りのホテルライクな空間に仕上げたバスルーム。浴槽は大きなサイズをチョイス。
高級感のある石目調タイル貼りのホテルライクな空間に仕上げたバスルーム。浴槽は大きなサイズをチョイス。
重厚感のある洗面台。鏡の下部に間接照明を入れた。ドライヤーやアメニティなど、洗面周りのアイテムはすっきりと収納。
重厚感のある洗面台。鏡の下部に間接照明を入れた。ドライヤーやアメニティなど、洗面周りのアイテムはすっきりと収納。
バスルームのデザインをまず決めて、洗面台は気に入った質感のものを選びながら統一感を重視。
バスルームのデザインをまず決めて、洗面台は気に入った質感のものを選びながら統一感を重視。

寝室にはブルーのアクセントウォール

ブルーのアクセントウォールが穏やかな落ち着きを感じさせるベッドルーム。
「ベッドルームのウォークインクローゼットは、あえてスペースをコンパクトにしました。2人とも物をあまり持たない暮らしなので収納を小さくし、その分、ベッドルームを広々と使いたかったからです」。

『インテリックス空間設計』はマンションの構造にも精通しており、解体から施工まで安心して任せられたとふたり。新規交換した給排水管には20年保証がつき、アフターサポートの手厚さも心強い。
「引き渡しの際、想像以上の仕上がりに感動しました。早く友人とパーティをしたいと思いました。
設計段階からずっと前向きな気持ちで楽しく取り組めたのが、本当に良い思い出です」。

ロジカルに筋道を立てて考えるタイプの二人にとって、建築士も同じような考え方をする人物だったため、相性がとても良かったと振り返る。
「今回はここまで決めましょうと、毎回の打ち合わせでマイルストーンを設定してくれましたし、私たち二人の意見の間をうまく取りながら、建築士さんがいろいろ提案してくれて助かりました。二人きりだったら決めきれないことがたくさんあったと思います。最後は、どうやって建築士さんを味方につけようかと考えていたくらいです」と笑うHさん。

「不満な点がまったくなく、期待を超える仕上がりでした。納得できるコスト、希望どおりのスケジュール、そして最高の品質。やっぱり日本ってすごいなと思いました」と、Rさんも満面の笑顔を見せた。

マンションリノベーションのパイオニアとの出会いが、思い描いてきた理想の空間を現実にしてくれた。施工中の近隣への心配りや、細部まで行き届いた検査体制にも支えられて、不安なく心から満足できる新しい暮らしをスタートさせることができた。

落ち着いたネイビーに壁をペイントした寝室。海外から取り寄せたヘッドボードは壁付けに。
質感のあるネイビーに壁をペイントした寝室。海外から取り寄せたヘッドボードは壁付けに。
ベッドルームとウォークインクローゼットのあいだにはゆるやかな間仕切り壁を設けた。両空間のつながりを保ちつつ、収納をコンパクトにまとめ、空気の循環を確保。
ベッドルームとウォークインクローゼットのあいだにはゆるやかな間仕切り壁を設けた。両空間のつながりを保ちつつ、収納をコンパクトにまとめ、空気の循環を確保。
スペースに制約がある中、工夫して乾燥機を取り入れたランドリースペース。
スペースに制約がある中、工夫して乾燥機を取り入れたランドリー&掃除用具スペース。