Design
flower-1-週末限定の花屋
edenworks bedroom
![flower-1- 週末限定の花屋 edenworks bedroom flower-1- 週末限定の花屋 edenworks bedroom](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn.jpg)
フラワーアーティストの篠崎恵美さんが、代々木上原と代々木八幡のほぼ真ん中に週末限定のフラワーショップをオープン。「ベッドルーム」と名付けられた店名の通り、店の中央にはベッドが置かれ、その上に色とりどりの花が並ぶ。また、さまざまなアーティストと花にまつわるコラボレーションアイテムにも注目。
花の無限大の可能性を提案する
ミュージシャンやアパレルブランドのアートワーク、ショップのメインビジュアルなどさまざまなシーンで活躍するフラワーアーティストの篠崎恵美さんが、元代々木に自身初のフラワーショップをオープンさせた。平日はオフィスとして使用しているこの場所を、週末だけ誰でも立ち寄れるフラワーショップとして開放。店内の中心に据えられたベッドの上に、その時々に仕入れた20種類以上の花が並び、訪れた人が自由に購入することができる。店舗設計を担当したHYOTA・中村俵太氏には、あらゆる可能性に満ちた花の世界観を存分に発揮できるよう移動可能な什器をリクエスト。自由なレイアウトが組めるようになったことで花屋としてだけではなく、花にまつわるプロダクトのインスタレーションスペースとしても利用できるようになった。また、篠崎さんやスタッフのほかに、一緒に物作りをするクリエイターをゲストスタッフとして迎え、仕入れる花もその人たちをイメージして揃えるという楽しい試みもある。
![店名の「bedroom」は、花を通して、自由な夢を見る空間から連想して名付けられたという。空想的でどこか物語を連想させるものを花で表現することが得意な篠崎さんらしいネーミングだ。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_001-700x464.jpg)
![フラワーアーティストの篠崎恵美さん。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_002-350x232.jpg)
![洋服がかけられた白い壁は扉のように開閉が可能。開けたときの驚きも。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_003-350x529.jpg)
![大きな窓から自然光がたっぷり入る空間。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_004-350x232.jpg)
![ゲストスタッフをイメージして仕入れる花も変えるという。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_005-350x529.jpg)
様々なアーティストと作る
花にまつわるプロダクト
edenworks bedroomの特徴の一つが、さまざまなアーティストと作る花にまつわるプロダクトの数々だ。そのアーティストのラインナップを聞くと、イラストレーター、フォトグラファー、グラフィックデザイナー、ブックディレクター、モデルなど本当に幅広い分野の面々。「普段“花”とは直接関わることのない分野の方たちと一緒に物作りをすることで、花の新たな可能性が見い出せます。また、その自由な発想がとても面白いですね」と篠崎さん。例えば、幼い頃洋服を作ることが夢だった篠崎さんと、花屋になりたかったアパレルブランドYEAH RIGHT!のデザイナー井村美智子さんのユニット「La La eden」では、花にまつわる日常着やライフスタイル雑貨などを提案。それぞれのフィールドを生かしたアイデアと、こうだったらいいなという自由な思いで生まれる、固定観念に縛られない物作りを実現している。また、これまで花にあまり縁のなかった人たちにも、写真や陶器、古着などを通じて、新しい花との関わり方を発見できるという。edenworks bedroomではこうした花や植物目線の新たなインスタレーションスペースとして、今後もさまざまなプロダクトやイベントを企画していく。
![アパレルデザイナー井村美智子さんとのユニット「La La eden」の洋服には、花の刺繍がほどこされている。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_006-350x232.jpg)
![teto ceramic(陶芸家・石井啓一氏)による陶器の一輪挿しは、壁にかけられるよう後ろ側にフックがある。花を生けなくてもそのままアートピースになるようなプロダクトだ。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_007-350x232.jpg)
![映像作家・島田大介氏の作品の一部を切り取った青写真とドライフラワーのセット。右側は島田氏の青写真をブックカバーにしたもの。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_008-350x232.jpg)
![モデル・小谷実由氏とは「bedroom」の文字を手書きしたTシャツと、彼女の好きな青い花をセットで販売。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_009-350x232.jpg)
![グラフィックデザイナー・YOSHIROTTENのFLOTING FLOWERシリーズのフラワーベースが並ぶ。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_010-350x232.jpg)
![Lochieのacco氏制作のコラボレーションアイテムは、海外で仕入れたアンティーク生地で作った大きいバッグ。中にクッションや生地を詰めて口を絞ると枕にもなるという。白い生地とデニム織りの生地の両面で楽しめる。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_016-350x529.jpg)
![ブックディレクター山口博之氏が選ぶ古書の中には花にまつわる一節が含まれ、登場する花、またはそれに近い植物の押し花が栞として入っている。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_011-350x232.jpg)
![牛乳パック型フラワーベースには、アートディレクター・千原徹也氏(れもんらいふ)がライブペイントで制作したグラフィックが描かれた物も。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_012-350x232.jpg)
![フォトグラファー・菊池良助氏との作品。Tシャツ型のフラワーベースに菊池氏の写真がプリントされている。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_013-350x232.jpg)
![イラストレーター・toba fumihiro氏のイラストが入ったフラワーベース。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_014-350x232.jpg)
![豪徳寺の人気パン屋さん・uneclefが作る、edenworks bedroomオリジナルクッキー。取材時はローズサブレが並んでいた。フレーバーはその時々で変わる。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_015-350x232.jpg)
![アンチ・山崎良太氏が手作りで完成させたビニールバッグには、中にフラワーベースを入れられる仕切りがあり花が生けられるようになっている。バッグの一面にピンクの文字で「FUCK」と書かれていたり、ハンドル部分が全て安全ピンになっているなど、パンク精神が詰まったアイテム。](https://img.100life.jp/2015/08/150810_edn_017-350x529.jpg)
edenworks bedroom
東京都渋谷区元代々木町8-8 motoyoyogi leaf 2F
営業日:土、日曜(休みの日もあるので事前にHPで確認を)
営業時間:13:00〜20:00