Renovation
使われてない家をリノベで再生祖母の家をリノベーション
1階はブックカフェに
1階は居心地のいいカフェに改装
町田の住宅地に建つ築約50年の古民家は、見附春佳さんの祖母の持家だったのだそう。
「もともと美容院として建てられた家だったそうです。その家を祖母が購入したのですが、祖母が亡くなった後は父が管理を任されていました。彫刻家の親戚が作品の保管場所として使っていたのですが、やはり人が住まないともったいないということになり、私が住むことになりました」
見附さんがこの家に住むに当たり、『無相創』 にリノベーションを依頼した。
「世界観が大好きで、『無相創』にはずっと通っていました。今回、自分の家をまるごとお願いすることができてとても幸せです」
1階を念願のブックカフェ『403.notfound』に、2階を住居にリノベーションした。
2階をプライベートな空間に
2階がプライベートな空間。階段を上がり、手前にリビングとベッドの空間、奥がダイニングキッチン、窓の外には広いテラスが続く。
「親戚が使っていた家具は手放すことも考えたのですが、いい感じに収まったので有り難く使わせていただいています。『無相創』さんがラックを作ってくださり、また照明器具もつけてくださいました」
リノベーションにあたり、外断熱にしてペアガラスも導入。
「驚くほど暖かく、快適な住まいになりました!」
隅々まで丁寧に作り込んだ家
1階のお店部分は、古材やアンティークを使用。照明器具はすべて『無相創』のオリジナル。壁は珪藻土、電気の配線には銅管を使っている。隅々まで心を配り丁寧に仕上げることで、居心地のいいセンス溢れる空間に仕上がっている。
ブックカフェをオープンさせる前は、ソムリエの仕事をしていたという見附さん。『403.notfound』では、美味しい焼菓子とコーヒー、そして自然派のワインをいただける。
「ワインバーは敷居の高いお店が多いので、ひとりでふらりとワインを飲める場所を作りました。ぜひ気軽に遊びにいらしてください」